〽愛の誓いを 人知れず 胸に刻んだ イニシアル〽
1989年発売のデビュー曲、『麦畑』から数えて4曲目のシングル。
3枚目のシングルまでは、『麦畑』のヒットにあやかる様な”続編”的な作品だったのが、この4枚目のシングルでは、『麦畑』の世界観から離れた楽曲となり、イメージの払拭を図った作品だったのかもしれません。
表題曲『白樺の誓い』と、カップリング『国境の春』は共に昭和初期、あるいは戦後間もない頃の歌謡曲の雰囲気を持つ作品。
特に『国境の春』はその傾向が強く、曲調・リズムは『青い山脈』を想起させます。
4枚目のシングルにして、オヨネーズとしては異例(?)とも言える、シリアスな一面を”前面”に押し出したナンバーとなります。
このCD発売直後に、広島のラジオ番組・「田中俊雄のおもいっきり土曜日」にて、メンバーの長田あつし氏がキャンペーンの一環だったたのでしょうか、電話インタビューを受けておられました。
「今回は真面目に、訛らないで歌いました(笑)」と答えていたのが、今でも印象に残っており、このCDを聴くたびにその当時のインタビューの様子が思い起こされます。
【CDデータ】
レコード会社:ビクター音楽産業
CD番号:VIDL-10148
発売日:1991年8月21日
1.『白樺の誓い』 作詞:石本美由起 作曲:市川昭介 編曲:伊戸のりお
2.『国境の春』 作詞:臼井ひさし 作曲:上田長政 編曲:伊戸のりお
3.『白樺の誓い』(オリジナル・カラオケ)
4.『国境の春』(オリジナル・カラオケ)
(↑ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。(__))