広島ご当地ソング紹介① 田中俊雄「大竹ひとり」 | ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~

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 田中俊雄氏は広島の放送局・RCC(中国放送)の元アナウンサー。
 
 退職された現在(この記事を書いている2014年)でもパーソナリティとしてRCCラジオの土曜お昼の番組を担当されています。
 
 このレコードは1981年にリリースされたその田中氏の出身地・広島県大竹市を曲名に冠した広島ご当地ソング。
 
 大竹市の歌というよりは広島から大竹までの道すがらを歌った曲です。

 この曲は広島を舞台にした楽曲の中でも屈指の名曲だと思ってます。
 
 RCCラジオリスナーでは比較的よく知られているようですが、あまり一般には知られていないのが残念です。
 
 聴きどころはやはりサビの「♪夜の西広島バイパスラブロード♪」と云うところかと。
 
 他にも歌詞には「西広島バイパス」以外に、「広島湾(ベイ)」、「大竹」、「厳島」、「2号線」といった地名が出てきます。
 
 
 田中氏はこの曲のメロディを間違えて覚えてきており、レコーディング直前に作曲者の方に相談した上で、間違えたメロディそのままで歌を吹き込まれたそうです。
 
 また、レコーディングはあくまでプライベートで、会社の出張という形ではなかったとか。
 
 
 ちなみにB面は広島で活躍してた元タレント・東為五郎氏の『ガッツだ!Mr.赤ヘル’81』。
 
 この曲は全部で3バージョン有、これはパート2にあたります。カープの応援歌では珍しく?マイナーコードのメロディでカッコ良い仕上がりです。
 
 
《2018年3月25日追加》
 2018年3月24日をもって、田中氏はRCCラジオの番組から卒業され、これを機に残念ながらメディアへの露出は基本的に無くなることになりました。
 担当番組の最終回では、『大竹ひとり』を熱唱。
 ラジオから涙ながらに歌われるお声を聴き、この方の番組がきっかけで自分が昭和歌謡に興味を抱くようになったということをひしひしと思い起しました。
 また機会があれば、ラジオに登場していただき、お声をお聴きしたいです。
 

 

【レコードデータ】
レコード会社:東芝EMI
レコード番号:H4R-8053
発売日:1981年4月1日
A面:「大竹ひとり」 作詞:あきたかし 作曲:東為五郎 編曲:斎藤恒夫 唄:田中俊雄
B面:「ガッツだ!Mr.赤ヘル’81」 作詞曲:東為五郎 編曲:坂下滉 唄:東為五郎

 

 

 

 

 

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