オレの『空の大怪獣ラドン』ファイル | 特撮アラフィー!! ~50オヤジのコレがたまらん!

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2018年10月より
『特撮アラフィーZ』と改め移転しました。
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昭和特撮と趣味の花の写真を取り上げているオッサンブログ。「ゴジラ」は好物だが「シン・ゴジラ」は大嫌い。

スマホに溜め込んだ色んなデーターがどんどん貯まって重くなり動きが鈍いので、
俺のスマホ内の『空の大怪獣ラドン』ファイルを解放します(←そんな理由かよw)

昔、解放したのと重複してたらごめんなさい。

「憧れの皇太子」ってなんだろう???


この初代ラドンの面構えデザインって、
現代のディテールの細かいクリーチャー
(『ゴジラvsモスラ』のバトラだったり、
『ゴジラ FINAL WARS 』のカイザーギドラ)とかと違い、
水木しげるさんのおどろおどろしさをも感じるというか、

昔の怪獣にはあった、今では失われた作風かなと。


物語のはじめは、なかなか姿をあらわさずに、驚異の存在を示す。

そして─



この戦闘機との接触による破壊シーン、

来年公開のアメリカ版
『Godzilla : king of the monsters 』の今公開されている予告編で

オマージュされているんじゃないかと。

そしてパイロットがどうなったか─
無言のこのシーンが
大変な状態を直接描写するより
自分はじわじわ来ました。




このジープがふっ飛んで、岩肌にグシャッとなり、運転手の足が変な風にネジ曲がる
─ミニチュア特撮ながらテレビのより何倍もスゴくて、本当にビックリしました。





この看板ひとつひとつの完成度の高さ。。。



電車のひっくり返る時の重量感。。。

これ、基はモノクロ画像ですが、アプリ着色してみました。

女の子と円谷監督だけをトリミングしたのを
よく拝見しますが、
実際はこんなに周囲の状況が解るカットだったんですね。

この遠近感、

人間目線のアングルがたまりません。

それにしても、実にリアルな看板。

このシーンを観た時、
「ああッ!
カルピスがァ・・・‼ 」
心で悲鳴をあげた幼き日の自分(笑)

上の撮影カットの準備でしょうか?
これもアプリで着色した画像です。



これもアプリで着色。

崩れ落ちるビルの瓦礫のリアルさもながら、
建物の中を逃げる人々の演出も、ビックリ声をあげました。

ラドンの映画の魅力は、飛行シーンのリアルさと、こうした地上の破壊を人間目線でしっかり再現するところに、
観てるこっちが現実味を感じて引き込まれるところでしょうか?


強風にあおられ、舞い上がる看板類─
店先に突っ込む車両、
切れてショートする電線─


屋根瓦も1枚1枚─

今の時代のCGなんかだと、
理屈なく、むやみやたらに爆破の火花なんかを合成させて、
ひとつひとつが壊れ崩れる様は、なおざりに済ませちゃうのもありますが。。。



向かって左の奥の人─
ラドンを見つめるラドン・・・
あっ、まちがえた!ラドンを見つめるゴジラだ
じゃない‼  中島春雄さんだ


初めて観た時、
「ラドンも放射能なんか吐くんかい?」と
ビックリしました。

ある書籍では「ガス状の武器」と記されているそうですが、威力のほどは不明です。


さてラドンといえば、やはりこのヒト怪獣

そう!発泡スチロールにマジックペンでキュキュキュ♪な
(そうやってるかどうかは知りませんケド)
鳴き声の大昔のヤゴ
メガヌロン!






卵から生まれたばかりの
ちびラドンに

暗くて見えにくいけど、早速パクッといただかれます。

今度のアメリカ版『Godzilla : king of the monsters 』でも、食べられに出るんでしょうか?(爆)







夏の青空に向けて拡がるモミジアオイ(紅葉葵)。
大きく空を仰ぐ姿に、名前を知らない時、
とっさに「夏のアンテナ」と呼んだことがあります。


なんか、『怪獣大戦争』に出てくる
地球連合宇宙局のパラボラアンテナを思い出します。



あれがX星人の円盤の光線でグニャリと溶けるシーンはすごいなと思いました。