『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)連載、永井豪の自伝的マンガ 『激マン』
「デビルマンの章」から始まり、
現在「キューティーハニー編」 が連載中ですが、
その間にあった
「マジンガーZ編」、とても興味深く読んでました。
永井さん自身をモデルにした
「ながい激」「ナガイ激」「永居香激(ながい かげき)」と、
章によって名前もキャラクターも(性別もw)変化するマンガ家を主人公に、
マンガ制作の舞台裏やこぼれ話、周囲を取り巻く当時の世相、作品への思いなどが綴られていまして。
主人公が変名にされている一方で、
辻真先さんや石川賢さんといった実名登場もあり、その他企業にも実名と変名が混在しましたが、
「マジンガーZ編」では企業や商標に関わるものも実名で登場。
そこで描かれた出来事がどこまで真実でどこか盛ってあるかは分かりませんが、
作家と読者(視聴者)の間に入る
沢山の人・企業─
その様々の主張・考え方…
によって、
作品のキャラクター
信念…
そして作家のやる気
が様々影響を受けるわけでして…
自分は子供時代にマジンガーを観て育ち、
後にそうしたマンガの中のひとつの業界にかつて就職して(それでもかれこれン十年前だが)
籍を置いていたことがあったんですが、
自分の時代でも、そこで現されているような出来事、顛末で
様々な子供向け番組や商品が作られ、振り回され、
それが上手く転がる場合もあれば、
それにより作品自体が大変なことになる場合もあり─
そうした状態・モノが人々の手に届くようになっておる訳でwww
これらのエピソード、
とてもあるあるw
読みながらあたり構わず声出して笑っちゃったわけです。
─まあそれでも当然、軟らかく描かれているのだとは思いますが(笑)
そして、特撮も同じ会社が絡んでるので…
時代は変わっても
やってること、
起こってることは
変わんないのかなぁ?と(爆)