来月に公開を控え、アメリカでは
『キングコング:髑髏島の巨神』 の評論家のための試写が行われたもようです。
そこで、この試写を観たSplash Report編集長のKellvin Chavezが
ファンの皆さん、
クレジットシーンの最後まで
席を立たぬように
と呼びかけている
ツイートが注目を浴びており、
これがいわゆる続編への伏線となる映像の事─
すなわち、コングシリーズ次回作
2020年5月公開の『Godzilla vs. Kong』に結び付く何らかの映像なのではないか?
ゴジラが登場するのではないか?と
推測され、話題になっています。
すでに本国で公開されているテレビスポットには、モナークの記録映像に対して、
「1954年にあった核実験は、実はあるものを殺そうとしていた」という意味のコメントが言われているシーンがあり、
これは先の映画『GODZILLA』(2014年公開) で
同じくモナークの芹沢博士らが、
「1954年の核実験は
当時確認されていたゴジラを抹殺しようとしたものだ」と語るシーンと一致しており、
今回、このコングとゴジラ両者が絡んでいく過程が注目されています。
そのため、時系列的に物語がどう展開していくのか、
先の作品『GODZILLA』内では、
1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故で
ゴジラと同類の骨と、寄生しているムートーの繭、もうひとつ這い出た何物か(ムートー)の痕跡が発見され、
15年後 (2014年)、繭が活動を開始し、それに引き寄せられ、ゴジラともう一匹のムートーが出現し死闘が繰り広げられるという流れですが、
今回の 『キングコング:髑髏島の巨神』は、具体的な時代はまだ明らかにされていないものの、
先程来日したジョーダン・ロバーツ監督が、
「映画の舞台設定を1973年にして、
モンスターの登場するベトナム戦争映画みたいにしたい」という元の発案に
レジェンダリーがOKしたと語っており、
(ちなみに、今作でコングはニューヨークへは行かないとも)、
70年代がモデルらしいです。
この70年代の出来事とされる
『キングコング:髑髏島の巨神』と
2014年の出来事であった『GODZILLA』、
そしてこの6月からアトランタで撮影が行われるという
ミリー・ボビー・ブラウン出演、マイケル・ドハティ監督作品
2019年3月公開の 『GODZILLA2 / King of Monsters』が、
2020年5月公開の 『Godzilla vs. Kong』 とどう関わっていくのか、
時代背景は何時になるのか、楽しみです。
◆追記◆
ネタバレ的な?話しでひとつ─
先日2月7日にロバーツ監督が来日され、
マスコミ向けに語られた時の、
記者会見全文起こしの記事を読んだんですが、
登壇した樋口真嗣監督が
「極秘情報で聞いちゃった」と言い出して
「(開田さん製作のポスターの中に)
すごいネタバレがありますね。
今見たフッテージに出てこない生き物が
1匹いますよね、なんか(笑)。
しかも日本人にとってコングと言えばこいつでしょみたいな。
これ開田さん勝手に描いちゃったとか」と盛り上がっていたようですが
(─開田さんは
「違います。リクエストで(笑)」と答えられました)
これ、樋口さんの言われてるのは、
お話しから察するに、
タコ(のような足)の怪物のことではないかと。
とすると、これは1月(後半?)の時点で
アメリカのテレビCMで登場しており
(他のものも登場しており)、YouTubeで閲覧出来る状態
(現に自分は1月下旬に記事にさせていただいてます)で、
極秘情報でも何でもないんでは?
これが記者会見上で誰も訂正していない(出来ていない)のが残念というか、日本の代理店?の対応が…
現にこの樋口さんの語りに釣られて、一部の記事が
「樋口さんがネタバレしゃべって…」と書いてあり、
たとえタコでなくとも、開田さんは許可をいただいてイラストにしているわけで、
記者会見で極秘情報ネタバレは何もなかった…
そうした事に対応出来ない日本の代理店?の御粗末さが残念に感じました。