現在、生まれ育った地元でひとり暮らしをしているので、小中学生時代の友人や知人の御両親などをたまに見かけることがある。






そうなると、当然、その小中学生時代の友人・知人なども盆暮正月には見かけることも良くあること。






まぁ、見かけたところで、昔話に花を咲かせて〜みたいなこともなく、全くの知らん人をお互いに演じてやりすごすワケです。






(お互いに演じて、とは書きましたが、それは私だけで、彼方は本当に気が付いていないだけかもしれないけれど。)









と、状況説明が済んだところで最近あった話。








初恋の人に会ったのです。







(会った、というか見かけたという表現の方が正しいかな。)







その私の初恋の人(以後「Yちゃん」とします)の実家の近くを歩いていたときに、前から歩いてくる女性の顔を見て「ん?なんか見たことあるような。。。」と。






そして、その2日後には、その見たことあるような女性がYちゃんの実家から出てきたのを見てしまって確信。






あ、Yちゃんだったんだ!と。







確か、お母さんは身体が弱くて、詳しいことはワカラナイけれど病気がちで入退院を繰り返していたみたいだが、もうここ20年くらいは見かけていない。






お父さんの方は、つい最近までは見かけていたが、すれ違うと常にタバコ臭いし、必ず競馬新聞を小脇に抱えているし、お世辞にも身綺麗な格好とは言えない見た目でしたね。






で、ここ30年近く見かけなかったYちゃんが、最近でら実家に出入りをしているという、ね。。。






盆暮正月に旦那や子供を連れて里帰り、すらしていなかったであろうYちゃんが、なぜにここにきて実家に出入りしているのだろうか。。。






気にはなるけれど、私には関わりはないことだし、何か問題があったとしても力になってあげられることもないので、あくまで「気になる」程度。





ただ、超絶久しぶりに見たYちゃんは、可愛らしいおばさんになっていた。






普通に結婚や出産をしていたのなら、きっと既に成人になっている子供が居るであろうYちゃん。






はっきり言ってYちゃんの年齢的にも状況的にも、ワタクシ的には女性としての興味はゼロなはずなんだけれど。。。





やっぱり『初恋』ってのは、私の心の奥深くまで突き刺さっているらしく、何か特別な感情が次から次へと湧き上がってきました。





勿論、エロいことだってYちゃんとなら可能だろうけれど、そんなことよりも「今幸せなのかな?」とか、「もしも俺と付き合って結婚していたら、今のYちゃんが私の隣にいたのかな」とか、想像は尽きませんね。






『初恋』の相手って、その人にとって【オリジナル】なんだと思う。






[タイプ]ではなく、あくまで【オリジナル】。







だから、『初恋』以後の恋愛は、【オリジナル】に近い人を求めて恋愛をしてしまうような部分が大きいような気がする。






そして、人は【オリジナル】には抗えない。







本能とまでは言わないけれど、心象風景にも似たようなしっくり感が強い。







そんな【オリジナル】に娘さんが居るのなら、是非とも一度くらいは見てみたいなぁ、と。。。







だって、【オリジナル】の遺伝子を継いでいるのだから、極めて【オリジナル】に等しい存在ですからね。








エロい気持ち1割、純粋な気持ち9割で会ってみたいかな。