ガンダム観てきました。





正確なタイトルは『ガンダムSEED FREEDOM』ですね。





「SEED」は、今再放送をtvkでやっているし、私自身覚えている部分も多いのだけれど、その続編である「Destiny」が完全にうろ覚えなので、今日観た映画の登場人物の相関関係がイマイチぴんと来なくて、ちょっと戸惑ったのだけれど、それはストーリーの進行と共に徐々に思い出してきたのでなんとかなりましたが。。。







んー、、、、悪く無いんですよ。





ある意味、ガンダムSEEDシリーズの総決算的な作品。




視聴者の思い入れのあるキャラやモビルスーツが出てきて共闘したりするのだから、テレビシリーズが好きだった人は熱くなりますよね。






ただ、、、、、随分と色恋沙汰が多く無いですか?という疑問は残りました。







戦争の無い世界の為に戦っているのに、ストーリー展開のキーポイントは愛する人への「嫉妬」ですからね。






そういうの、ガンダムに求めて無いんだけれどなぁ。






SEEDでの、ディアッカとミリアリアの揺れ動く恋愛感情はストーリーのスパイスとして深みが増すのだけれど、子供じみた恋愛模様がメインに来すぎていたかな、と。





(あと、今までのガンダムシリーズでも、主人公と敵方の強化人間の間で惹かれ合うみたいなのは、アムロとララァで完結されているので、基本必要ないかな。)






今までのガンダムシリーズでも『愛』というのはテーマのひとつにはなっていたのだけれど、その『愛』が男女間の意味合いが濃いのは、観ているとちょっとツラいですね。





そもそもラクス・クラインはアスランの婚約者だったんだし、カガリはキラと兄妹だと知らされる前はキラに惚れていたんだし。。。





まあ、そういった意味ではフリーセックスというか、人類愛みたいな様相を呈していますけれどね。






あと気になったのは、ラクス・クラインのおっぱいとお尻がエロすぎたところですね。






元々、ガンダムSEEDシリーズに出てくる女性キャラは、肉感的にエロいキャラが多いんだけれど。。。






わざわざエヴァでいうところのプラグスーツくらいのボディライン丸出しのパイロットスーツをラクスに着せて、跨って操縦する機体に乗せるのは、完全に制作側のあざとい狙いですよね。






エロ、必要ですかね?





てか、イマドキのアニメでは、あれくらいの露出はエロにはカウントされないのだろうか?









敵キャラは、ガンダムシリーズには珍しいくらいの正義の無い[悪]でしたね。







というか、「Destiny」で[悪]とされた思想を更に偏らせて敵キャラに纏わせた感じ。





ガンダムって、敵にも味方にもそれなりの正義があって、その正義の為に弱い人が犠牲になっている、という世界観が基本でしたが、今回は紛うコトない[悪]という構図。





あ、いや、ブルーコスモスも紛うコトなき[悪]でしたね。






ダラダラと書いてしまいましたが、本作でSEEDシリーズの完全完結となるのなら、それはそれで見応えあるかな、と。







で、ラストシーン。






なんでキラとラクスは、わざわざパイロットスーツを脱ぎ捨て全裸になって浜辺で夕陽を見つめているのか?






不思議なエンディングでしたね。