好きだった人

小学校一年生の時同じクラスにいた子,音羽ちゃん、通称おっちゃん(おっさんではない)

 

髪が長くて三つ編みにしてさらに輪っかにしていた。

 

バレエを習っていたとか。

 

最初に撮ったクラス写真と同じ時期にグループ写真があって

 

絶大な人気があった僕は女子に囲まれ滑り台のところで写真を撮った。

 

残念なことにその写真が無い!

 

3年時にクラス替えがあって別のクラスになってしまう。

 

当時の学校は2年スパンでクラス替えで5年時も同じクラスにはなれなかった。

 

彼女はいつも仲良しの女の子浩子ちゃんと一緒で

 

ボクのことを(1年時好きだった子)とでも紹介していたのかもしれない。

 

というのも廊下とかで浩子ちゃんとすれ違うと音羽ちゃんを呼びに行って

 

真っ赤な顔をしたおっちゃんを何度も見たからだ。

 

 

6年生の時、代表委員となった。朝礼の号令掛けなんかをやるやつ。

 

自動的に放送委員になって昼と帰りの放送を担当した。

 

偶然隣のクラスだったおっちゃんも放送委員になっていたので放送室で一緒になれた。

 

ただし、5年の男の子も1人来ていたのでじゃまだった(笑)

 

放送があるため給食も先に食べられた。

 

横浜で開催された『連合音楽会』のメンバーに選抜されシンバルを担当した。

 

うちのクラスから男はピアノをやっていた日野君と俺だけだった。

 

おっちゃんはマリンバを担当しやはり選抜メンバーになっていた。

 

幼馴染の冨士江も鉄琴でメンバーになった。

 

40くらいで再会した時も、『あんたは弥生って名前と青木英美みたいな顔が好きだった』と俺のことを的確に指摘した。

 

6年生の時におっちゃんと文通を始めたが頭が働かず、封書でなくハガキに『恋人だ』とか書いたので親に怒られた。

 

中学が地元の東京に戻ったので川崎の彼女とはそれっきり会えなかった。

 

 

 

 

 

 

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