具体的な日時は忘れてしまった。
46年くらい前のことだから
18歳高校3年である。おや?ちょっと微妙になって来たか?
この日徒歩だな。
高校入学して家から駅までは自転車だった。10段変速に買い換えて間もない。
そいつがある日盗まれた!
しばらくしたらゴミ置き場にスーパーカブが捨ててあった。
親父が拾ってきてキーを直結にしてスライドスイッチを付けた。
ナンバーをとって通学の足になった。
だがこの日、帰路なのだが歩いている。制服の上着を脱いだ記憶は無いので半袖ワイシャツを着ている時期である。徒歩で15分で自宅なのだが大きい方をもよおした。
今でこそ駅から何件ものコンビニやスーパー、ドラッグストアが立ち並ぶ街もその頃はまだ閑散としていてトイレがない!
そこで私は護岸の整備された川へ降りた。
川と言っても幅で5mくらいの水路である。
量脇をコンクリーと石積みで3mくらいの深さに護岸工事がされていて下に降りる手すりがあることを知っていた。
今なら絶対手すりを持たないと後ろにひっくり返ると思うジャパニーズスタイルで💩。
ティッシュはなかった。そのかわり厚手のガーゼのようなハンカチを持っていた。
拭いて捨てた。
『野糞』であった。
最近ユーチューブやSNSに和式トイレについて文句を言う外人がいるのだが
彼らは砂漠や草原でトイレ設備がなかったらどう脱糞するのだろう?
洋式便器は『設備』である。
日本以外にも腰掛けない便器、便所はたくさん存在するし
野糞の場合ポーズは万国共通だと思う。
私らだって洋式の腰掛の方が楽だし疲れないのは重々承知だ