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本日のブログは

 

高校生になったらアルバイトしていいって親が約束したのに・・・

 


 

 

高校入試で大変な時期を過ごしているお子さんに

 

ニコニコ「高校に入学したら、アルバイトしてもいいから」

 

笑い泣き「本当?」

 

真顔「とにかく入試の勉強頑張って、高校に合格すること考えて!」

 

てへぺろ「わかった、頑張る!」

 

 

 

こんな会話が家庭で行われていたかもしれませんが

 

高校では、アルバイトを許可している学校と、禁止している学校があります。

 

 

私が勤務していた県立高校では、

 

無断アルバイトをした場合には「家庭謹慎1週間」の学校もあれば

 

「校長訓戒」の学校もありました。

 

さらに

 

生徒指導を受けると、大学受験の「指定校推薦」は受けられなくな

 

ることもあり、生徒にとっては大問題です。

 

 

生徒指導の措置は、学校の内規によるので学校によって大幅に違うことが多いです

 

 

学校では、

 

入学時に、全校生徒にアルバイトについては徹底した説明がされるので

 

生徒は「アルバイト禁止」を十分に理解していると思います。

 

 

しかし、こんな例もありました。

 

無断アルバイトを教員に見つかり、

 

生徒指導室から呼び出され、アルバイトをしていた事実確認をされた生徒。

 

 

 

保護者に連絡を取り、保護者の学校呼び出し。

 

「(事実確認の話をした後)本校の校則違反になりますので、生徒指導を受けることに

 

なります。

 

校長先生からの申し渡しは○月○日 朝7時30分 校長室で行いますので保護者同伴で

 

来校してください」

 

 

担任からそう告げられると、

 

 

「本当にすみません。高校に入って、だらだら過ごすより社会勉強のために

 

アルバイトした方が良いと思って、親として禁止されているこてゃわかっていたのですが

 

見て見ぬ振りしていました」

 

 

 

そう答える保護者も少なくないのです。

 

子どもをかばっている部分もありますが

 

 

無断アルバイトは禁止されており、発覚すれば指導措置がとられ重大問題に

 

までなります・・・・

 

(保護者の考え方一つで、子どもも大変な思いをする)

 

進学校では、授業後も補習、土日も課外や模試でとてもアルバイトをする時間の余裕が

 

ないのが現状です。

 

 

 

 

 

 

アルバイトを禁止している学校の理由として


「学業を最優先」

 

「部活動も含め、仲間意識を高めて今しかできない高校生活を充実させてほしい」

 

「アルバイトで自由になるお金を手に入れるようになると、生活が派手になり

 

アルバイト優先になりやすい」などが挙げられます。

 

今の時代、子どもの進路を考えて

 

「大学進学のための費用を、子どものアルバイト代で少しでも足しにしたい」と

 

考える保護者も多くなっています。

 

無断アルバイトは禁止されていても、事前に許可を取ればよい場合もあります。

 

 

 

(ある学校の例です)

 

アルバイト許可願いは

 

まず、保護者から担任に申し出があり

 

許可条件を説明します。

 

 

 

職種や勤務時間によって制限がある場合が多いです。

 

お酒類を扱う接客業は禁止とか、

 

学校の定期考査週間中は就業禁止(テスト1週間前~期間中)

 

時給、就業曜日と時間、1か月の収入、アルバイト代の使い道

 

「アルバイト代は親が管理」

 

アルバイト先の住所と名前・連絡先、責任者と受付印

 

担任は生徒指導部に提出し、さらに生徒指導委員会で協議、

 

起案されてから

 

最終的に保護者と本人を前に管理職(教頭)が

 

許可の申し渡しをします。

 

 

 

「本校での学校生活を優先し、成績に支障がであるような場合には

 

アルバイトを中止することになります。何事にも精一杯頑張れますか?(本人に確認)

 

将来の進路実現のために、費用を貯金したい明確な理由が申請されましたので

 

許可願いにある条件でアルバイトを許可します。」

 

 

 

 

高校生にも社会体験は必要だという考え方もあります。

 

職業観を身に着けるために「インターンシップ」を授業に取り入れて

 

社会勉強できる機会も増えています。

 

 

年末の郵便局が募集する「年賀状の配達業務アルバイト」は、想像以上に

 

生徒が応募するので、全体指導を実施している現状です。

 

生徒たちの置かれている状況によって、アルバイトを希望するさまざまな理由がある

 

時代


 

 

 

学校にも新たな課題が生まれてきているようです

 

 

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