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教員経験者による「子ども・教育相談・カウンセリング」

~ちいさな保護者会~

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本日のブログは

 

SOS‼不登校の生徒が増え続けている現実は社会問題!

 

 

 

 

教育相談・子ども相談・カウンセリングをしていますが

 

 

小中学校でも想像以上の人数が不登校になり、

 

不登校生徒の低年齢化が進み、急増していることに驚いています。

 

 

 

 

 

小中学生の不登校児童生徒は30万人に迫り、過去最多を更新中

です。

 

 

不登校の主な動機は原因不明の「無気力や不安」とされ、教育現

 

場や行政も解決の決め手を欠いているのが現状です。

 

 

この現実は、不登校の保護者や不登校生徒に関わる学校現場や関係諸機関ほかの問題とさ

 

れ、あまり緊急性があるニュースや問題として取り上げられていない気がします。

 

 

子どもの自殺が急増する中で、不登校生徒の問題も

 

たびたびニュースでも頻繁に取り上げられるようになりました

 

大きな社会問題です。

 

 

不登校の要因としては、

 

無気力・不安のほか、友人関係、いじめ、生活リズムの乱れ、非行、(入学、転編入学、進

 

級等の)不適応、親子関係の関わり方、学業の不振などがあります。

 

 

 

★現在、私のところで相談を受けている男子中学生(A君)の在籍する中学校では、

 

不登の生徒が2桁(人数)いるそうです。

 

 

 

A君は、2年生の6月から突然登校しなくなりました。

 

保護者が理由を問い詰めても、まったく答えようとせず親子喧嘩の毎日。

 

「学校に行きなさい」「頼むから学校に行ってちょうだい」

 

「こんな生活をして自分の人生をどうするつもりなの」

 

「もう、お母さんは知らないから・・・・」

 

 

 

お母さんは、毎日同じ言葉を繰り返しながら何とか息子さんを学校に行かせようと

 

試みたそうです。

 

 

お母さん自身が大きなストレスを貯めて、

 

地域の「不登校の子どもを守る親の会」のことを人づてに聞いて参加したそうです。

 

 

色々な保護者の方のお話を聞いたり、何度か会に参加するうちに、

 

「よその家庭でも、同じようなことが起こっている」と知り少し気が軽くなったとか。

 

 

それから、息子さんに

 

「もう、学校に行きたくなかったら行かなくていいよ」と投げかけるようになり、

 

しばらくはそれで済んだものの

 

「できれば学校に行ってほしい」気持ちは捨てきれず

 

「今日も休むの?」

 

「来週からは行けるの?」と言葉をかけてしまい、

 

「いい加減にしてくれ!」と息子さんにモノを投げつけられ

 

部屋の壁に穴が開いて、恐怖から何も言わなくなったと

 

か・・・・・。

 

 

この事件がきっかけで相談にみえました。

 

「私なんか、いなくなった方がいいんです!」

 

 

憔悴しきった母親の心労は計り知れないもので、

 

どれだけ私の前で涙を流したかわかりません。

 

 

何度も色々なお話をお聞きしたり、こちらからお話をさせていただいている今は、

 

 

「自分のための時間の持ち方」ができることで少し落ち着いてきているようです。

 

 

 

 

不登校の子どもを一番理解できる親が

 

「GIVE UP]したら、子どもは救えません。

 

 

 

 

 

 

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