*Tokunaka-support
教員経験者による「子ども・教育相談・カウンセリング」
~ちいさな保護者会~
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(PCのレイアウト編集です)
本日のブログは
高校入学に向けて親が子どもにできるサポートとは・・・
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1.新生活スタイルの検証(シミュレーション)
(1)起床時間 (2)自宅を出る時間 (3)通学方法 (4)通学所要時間
(5)雨天時の通学方法(所要時間)(6)通学経路(安全な経路を親子で検証)
時間に余裕を持って行動する心がけ→「事故防止」
詳細は
(1)…自立「自分で起きる」 時間の観念を自覚
(2)…お弁当の準備が必要な場合もあるので、家を出る時間などあらかじめ家族で打ち合せをする
校内に委託の購買がある場合もあるが、学校生活に慣れるまでは「お弁当」がお薦め。どうしてもの場合は、
コンビニのおにぎりなど。。。学校への持ち込みがよい。+お茶
(3)…通学方法
中学時に比べ、一般的に通学距離も通学時間も増える。(安全な通学方法・通学経路の確認)
①自転車通学・・・(親子で安全な通学経路は検証してください)
・交通量の多い通りは避ける・自転車専用道路の確認・信号機のある道路(近道、信号のない交差点の危険を考慮)、
・夜間の街路灯(明るい通学経路を優先)・注意しなければならないスポットの情報共有など
★通学経路は、必ず家庭でも認知しておくことが必要。(帰りが遅い時、安全確認したいときなど)
(学校で自転車通学許可がおりたら、自転車保険の加入、カッパの準備など必要なことあり)
②公共交通機関の利用通学
定期券の購入は、モバイルSuikaなどさまざまな使用可能な定期券があるので、よく調べる。
定期券購入には、通学証明書が必要であり、即発行してもらえないこともあるので
日にちに余裕を持って申請することが必要です。
新ダイヤ改正で、路線の本数や発着時間に変更の多い時期です。
再確認と、何本か前の路線利用を検討してください。
仮に、通学途中で台風や鉄道事故などで遅延が生じた場合は、「遅延証明書」を駅で
発行してもらい学校に提出することで遅刻扱いにはなりません。
2.中学校生活と高校生活の違いを理解させる
中学校生活…義務教育だから、欠席日数が多かったり、成績不振に限らず進級・卒業できる
高校生活…義務教育ではないので、出席日数が規定に足らない場合(正確には授業の出席時間数不足)は
単位数不足となり進級・卒業ができない(学校により内規は異なる)
(各教科の授業時間実施数によって、欠席時間数が大きく関係する)
3.部活動の選択
部活動見学の期間があります。中学校の時の部活動に限らず、自分でやってみたいことに
チャレンジするのもよいかも。
遠方から通学しているなどの理由で、登下校の時間が気になるような場合は
部活動の日数、活動内容を検討して選択するのが良いと思います・
4.入学までに親がサポートできることを!
子どもにとっても新しい環境に慣れるまでに、大きな期待と不安を抱えます。
できるだけ、落ち着いて高校生活をスタートできるような言葉がけをしてください。
「のんびりしていると大変だよ」× → 「高校のペースに早く慣れるようにしようね」○
「しっかり勉強しないと進級できないんだからね、もう高校生なんだから自分のことはすべて自分でやっていきなさいよ」×
→ 「課題や授業もまじめにコツコツがんばって、生活スタイルを作れるといいね。お母さんもお弁当作り頑張るね」
「友達ができるか、お母さん心配」× → 「初めてのお友達が多いと思うけど、仲のよい友達に出会えるといいね」○
「高校は中学と違うから、甘く見ないようにね」× → 「入学してからオリエンテーションがあって、高校生活についても説
明会があるからしっかり聞いておくといいね」○
子どもの不安を仰ぐような発言はNGです!
学生生活の節目として
「自立」を掲げ、責任感と判断力をもって行動できるようにサポートしてください。
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