*Tokunaka-support

教員経験者による「子ども・教育相談・カウンセリング」

~ちいさな保護者会~

 

 

本日のブログは

 

悩む中高生が「誰かに相談したい」と思うタイミングが鍵!

(高校教諭としての経験から)

 

  

 

中高生が、身の回りで起こった体験がきっかけで

 

ネガティブに物事をとらえ、落ち込んだときは

 

自分で自分自身をコントロールできずに悩みやすい

 

 

悩んだらすぐに人に相談できる生徒もいれば

 

自分の中で解決しようと自分を追い込んでしまう生徒もいる。

 

 

悩みに悩み、苦しい時や悲しい時

 

イライラしたり、泣いたり、自暴自棄になったり

 

感情を表現する生徒は、声もかけやすく相談にも乗りやすい。

 

 

 

一方で

 

自分の心の中にある感情を表現しない生徒もいる。

 

人に相談することが苦手であったり

 

人に相談しても解決できるわけがない・・・と冷ややかであったり

 

自分の悩んでいることをうまく人に説明できない・・・とか

 

自分のプライドが、人に頼ることを許さない生徒もいる。

 

 

 

 

何日も何日も悩みが解決しないと

 

精神的に疲れ切って

 

さすがに悩み続けている生徒の「目の輝き」がなくなる。

 

 

「何か悩んでることある?」と生徒に尋ねると

 

「大丈夫です」と即答する生徒もいる。

 

「えっ、・・・実は・・・」と吐き出すように話し始めたり

 

よほど苦しかったのか、感極まって泣き出す生徒もいる。

 

 

 

人に相談するタイミングは本当に難しい。

 

相談の場をあらかじめ設定して・・・がうまくいかない場合もある。

 

1対1で対面し、「さあ、相談してください」の雰囲気は

 

 

相談をする側も受ける側も、やりにくいもの。

 

まずは雑談から入って、気持ちをほぐし

 

生徒のペースで話がしやすい雰囲気に持っていく。

 

 

 

一つのきっかけで、自分から悩みを打ち明け始めるのは

 

「タイミング」

 

 

その場で解決まで至らなくても、

 

悩んでいる本人の気持ちが少しでも軽くなれば・・・。

 

 

相談をすることは、人によっては勇気がいるかもしれない。

 

 

でも、悩んでいるときは

 

人に甘えればいい・・・人に頼ればいい・・・

 

 

誰にでも悩むことはある。

 

人に相談して救われる経験をしたなら

 

今度は

 

自分が誰かのために相談にのってあげればいい・・・。

 

それだけの事なのです。

 

 

生徒たちは多くの経験から友人との絆を深めていきます。

 

 

 

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