*Tokunaka-support
教員経験者による「子ども相談・教育相談・カウンセリング」
~ちいさな保護者会~
本日のブログは
あいさつと返事のできる子・できない子は親の育て方で決まる!
あいさつは小さい頃から
日常生活のしつけの中で身につけるもの。
あいさつを教える…というよりは
大人が率先して
あいさつをしている姿を子どもに見せれば
家庭内でも、外で人に会っても
子どもたちは自然な形であいさつができるようになります。
「学校生活でも、挨拶は基本」と教えます。
私は高校教員でしたが、
高校でも、部活動の指導において
徹底した挨拶を実践していることが多いです。
特に、県大会出場など、強い部活は完璧です。
集団生活の中では、率先して挨拶をし接遇・マナーを身に着ける必要があります。
親が挨拶をしない、そんな姿を見て子どもが挨拶ができるようになるでしょうか。
近所づきあいでも、親の、「爽やかなあいさつと穏やかな人間づきいい」を
子どもが見ていれば、同じような行動をとるようになります。
もう一つ。返事のできない子どもは非常に多い現代。
高校の授業でも、
生徒に、「黒板の練習問題を解きなさい」と指名すると
のっそり立ち上がったり、返事をしないで次の行動に出ます。
「あれっ!●●君は返事がないので欠席ですか?」と
大きな声で言うと、慌てて「はいはい。」・・・・・。
返事も習慣です。
親子の間でも、「返事くらいしなさい。」と怒鳴る親がいますが、
私はとても重要なことだと思います。
学校で教わることは多々ありますが
日常生活、家庭生活の中から、
親の背中を見て学ぶこともたくさんあります。
少年サッカーチームや野球チームに参加している子どもたちは
集団生活のルールを学び
元気のよい挨拶と返事を学んでいますが、
家庭でもできる、一番身近な行動である「あいさつと返事」
是非、意識して保護者の方々、行動してみてください。
教員は、子どもの行動を見て、
「どんな家庭で育てられているか、想像できます」