なんか誤解されたままやと嫌やなってのと、あの時はストレスをバッと吐き出してしまった感があったから、ずっとあの後後ろめたい気持ちがずっとあって。
でもやっぱどうしようもなさすぎてブログ書く事しか出来ないんだけど。

先ず。客席でカメラを構えるお客さんが日に日に増えた一番の原因は私にあります。過去の私は、ライブ中の撮影を良しとしていました。撮ってくださった写真を素材として使わせてもらったり、アップさせてもらったりしてました。最初は嬉しかった筈なのです。ただ、それがどんどんとエスカレートしていき、いつの間にか前列のお客さんほとんどがレンズ越しに私を見ていることに気付き、ライブをしに来た筈なのに写真を撮られているという意識の方が結果的に大きくなってしまいました。
こうなる事を予想出来てなかった私が本当に一番アホで頭が悪かったのです。ごめんなさい。私が撮影を良しとした上で皆んなはシャッターを切っていた。という事実だけは分かってほしいです。

そして前回のブログの投稿以降。私のライブ中にシャッターを切る人はめっきり減りました。ライブハウスでは、ゼロやった気がする。それがどんなにストレスのない空間でどんなに音楽だけに集中出来て、どんなにいい時間だったか。やっぱり私は、せめてライブハウスではライブハウスなんだから、綺麗な写真を撮ってもらう事よりも、私の音楽という芸術をあなたに全身で受け取ってもらう事が幸せなんだなと思いました。

だから私の希望としてはやっぱり、ライブ中の撮影は気が散るので控えてほしいです。前に、「お金を払ってライブに来てもらってる以上は楽しみ方は自由だし強制はしない」みたいな事言ったけど、逆に言うとお金を払って私の音楽を命懸けで聴きに来てくれてる人もいるので、私はやっぱり私の音楽を守りたいなと思いました。ライブハウスだから。ストリートはまあ好きに撮ってください。雑音ありきなんで。お互いのことをもっと考えていけたらなあと思っている。私もあなたたちのこといつも考えているよ。最善の中にも妥協があるのは仕方のない事。みんなで楽しめるライブにしていけるように、私もがんばります。