箱根駅伝予選会 | 徳本一善オフィシャルブログ「-ICHIZEN-」by Ameba

箱根駅伝予選会

ご無沙汰しています。
なかなかこっちの方のブログを書くことができなかったのですが、ようやく一段落したので書きたいと思います。
私の指導している駿河台大学の結果です。

25位 10:56:15 駿河台大学
231 1:04:15 364 今井 勇汰(2) 駿河台大学・
237 1:04:22 374 寺嶋 源太郎(1) 駿河台大学・
268 1:05:04 365 折橋  歩(2) 駿河台大学・
278 1:05:23 367 立成 仁志(2) 駿河台大学・
289 1:05:46 366 直原  奨(2) 駿河台大学・
293 1:05:51 373 田中 健太(1) 駿河台大学・
301 1:06:10 372 杉江 一真(1) 駿河台大学・
315 1:06:38 375 松枝 啓太(1) 駿河台大学・
316 1:06:39 363 荒井 智博(4) 駿河台大学・
334 1:07:07 376 百鳥 光太(1) 駿河台大学・

昨年よりは14分ぐらい縮めましたが、目標は20分縮めたかったのでかなり課題の残る結果になりました。

一番残念なのは、走れないといけない選手がチームで8位、9位、10位となったこと・・・。
彼らが普段通り走ってくれれば8分違います

レースはつくづく生き物だなーと感じます

本人たちに聞いたら一人は完全に体調不良
残り二人は、過緊張によるものでした。(私の自己分析ですが)

特に4年の新井には関東学連選抜を狙わせていたのでプレッシャーをかけ過ぎたと私自身が反省しています。

またエース格の原塚がアキレス腱を傷めて棄権したのも誤算でした・・・。

少々負の連鎖になった気がしますが、それに奮起したのが折橋や直原の中堅格の選手です。ほぼ力通りに走ってくれたのが良かったです。

あと一年のエース格の寺嶋は故障上がりでの走りなので今後が期待できます。

これに広島出身の古原と木村が故障から戻ってきてくれれば完璧です。

そんな中で良く選手は走ってくれたと思います。後は私自身の指導者としての経験を積んでいかないといけないということだけです。

まだまだ指導者としての課題が山積みなのでできるだけ早く一つ一つ克服しないといけません。


課題を上げたらきりがありませんが、ようやく選手も箱根を目指すにはどうすればいいのかということを自覚してきましたし、チームとしても機能してきましたのでこの一年で飛躍的に伸びると思います。(このチームとして機能するようになるまでに時間がかかります)

これから一年飛躍的に選手を強くさせるために努力を惜しまず頑張ります。


しかし、予選会のレベルも恐ろしいほどにあがっています。かつて予選会は誰かしらブレーキする選手がいるのですが、今年はまれにみるぐらいほとんどブレーキを起こしていないで同じようなタイムでなだれ込んでいる気がしました。

そしてその平均値です。優勝した日体大は10人の平均で60分前半です。さすがというほかありません。普段通り力を出せば本線でも5位以内はいけると思います。

予選会も去年一位通過だった上武大学のタイムで本選出場のボーダーラインまでになっています。
(とはいうものの、関東インカレタイムを使えばの話ですが)

どの大学も箱根のために力を入れていることがうかがえますし、うちの大学のような箱根をこれから目指す新興大学もかなり力を入れてきていることが目につきました。

しかし今回の波乱はおそらく東海大学でしょう。両角監督が言うように、監督に就任して半年でチームとして機能させるにはやや難しいものがあるのでしょう。両角監督のマインドがチームに浸透した時には飛躍的な強さが出てくるのではないかと注目しています。(両角監督のインタビューで私自身なるほどと思うことがレベルは違いますが、感じました)

来年もさらに熾烈にレベルアップした各大学の姿があるんだと思うと、もう戦いは始まってます。
選手にその自覚と強くなりたいという気持ちを持たせてあげられるよう指導したいと思います。

応援に駆け付けてくださった関係者や保護者の方に心から感謝とお礼を申し上げます。

ありがとうごいました。


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