東日本実業団駅伝 | 徳本一善オフィシャルブログ「-ICHIZEN-」by Ameba

東日本実業団駅伝

いよいよ東日本実業団駅伝のチームの選考が大詰めを迎えます。


日清食品陸上部では、確実に世代交代が起きています。


毎年、大学で名を馳せてきた選手が入ってきていますので、今シーズンが駅伝を走るのは最後かもしれないと常に自分に言い聞かせています。


だからなおさら後悔するようなシーズンにしたくない。チームと同じ流れで練習をする中で、今まで自分の培ってきた経験をフルに使い、臨機応変にトレーニングのやり方を変えています。


チームには無理を言って合宿をやらせてもらい、しっかり自分がやるべきことの目的をしっかり持って行いました。


それが最近実を結んできています。


今年一年で故障は2回やりました。本来なら一回もしてはいけないと自分に言い聞かせていろんなことをしていますが、やはり故障というものが付きまとってしまいます。


それでもその故障の部位から原因を探り、自分の体をわかる範囲で鍛え故障しないようにできる限りのことはしています。


最近はあれだけ悩んでいた、股関節の抜ける違和感がなくなり、踏ん張れるようになってきました。


練習も順調にこなせてきました。今でも故障しないようにトレーニングをしていますが、それでも故障するなら私はここまでです。


だからこそ半端な覚悟では走ってないです。


今は日々、走るということがこんなに気持ちいいのかというのを走りながら噛みしめています。


その中で今日のトレーニングで感じたことがありました。


15000mを走った後400m×2本を60秒と56秒で周りました。


2本目の400mのタイムは1年半ぶりに走りました。


股関節が抜ける違和感がなく、接地をした瞬間も踏ん張れるので、ブレがない。その結果推進力を生むだけでなく次の動作まで速くできたことでラストにキレが出てきたのだと思います。


2本目の400m(200m通過は29秒後半)は56秒でも余裕があったのも自信になりました。最後のコーナーを曲がる瞬間に一段ギアを上げました。(ニュアンス的にイメージしてください。(笑)そのままリラックスして残りの直線は走りました。感覚としてはもう2段階動かせるぐらいの感覚がありました。(今までできなかった動きができるということは肉離れの可能性は高くなりますからね。こういう時こそ無理はだめです)


今まで私の走りの武器はラストのキレでした。そのキレが戻りつつあると感じています。


あとは重心がまだ低いので、高く保てればさらに動きが良くなると思います。


あとの課題はスピード持久力。速いスピードでリズムを作るトレーニングをしていけば仕上がってくる思います。


マラソンは2年連続で走りこみで失敗したので、次のマラソンは走りこみの量を半分にして、とにかくスピードとリズムを作って、何としてでもスタートラインに立ちたいと思います。


話はそれましたが、まずは東日本実業団駅伝です。しっかりメンバーに入って区間賞とりに行きます。(自分追い込んでいきます)


悠基と北村と同じトレーニングが詰めるレベルまで上がってきました。あとは結果を出すだけです。


頑張ります。