箱根駅伝予選会 | 徳本一善オフィシャルブログ「-ICHIZEN-」by Ameba

箱根駅伝予選会

箱根駅伝予選会が終わりました!


結果は以下の通りです。


1位 駒大 10時間03分39秒
2位 東農大 10時間05分02秒
3位 上武大 10時間08分55秒
4位 日体大 10時間11分01秒
5位 帝京大 10時間11分20秒
6位 城西大 10時間11分36秒
7位 専大 10時間11分42秒
8位 青学大 10時間12分32秒
9位 東海大 ※10時間09分21秒(AT3分45秒)
10位 亜大 ※10時間14分35秒(AT1分05秒)
11位 法大 ※10時間14分58秒(AT3分10秒)
---------------以上が本戦に出場---------------
12位 国士大 ※10時間16分31秒(AT3分30秒)
13位 順大 ※10時間16分45秒(AT3分50秒)
14位 拓大 ※10時間17分32秒(AT20秒)
15位 国学大 ※10時間19分53秒(AT20秒)
【注】※はポイント換算後のタイム


なんと!法政が予選通過しました!本当によかったです!これでやっと最低ラインはクリアです!


正直、私の予想は、他力本願ではないですが、他の大学がブレーキでも起こさない限り厳しいと動機不純なことを考えていました。(反省です)


思えば、去年の予選会の惨敗を見たとき、選手の意識改革をしなければ、今後箱根に出場できないと書いた記憶があります。


ほんとうにこの一年苦しかったと思います。とくに4回生にとっては、相当なプレッシャーだったと思います。


この一年法政大学の選手の話をいろいろ聞いていましたが、選手たちの意識は少しずついい方向に向かっていたのでしょう。


選手たちの意思で茶髪をやめたとも聞きました。特に茶髪をやめたから偉いとは思っていません。ただ選手たちの意思で何か今の現状を変えたいと思った行動ではないかと思うのです。そのきっかけが、茶髪をやめることだったのだと。


土井がキャプテンのときは予選会でみんなオレンジに染め上げて挑んでいた記憶にあります。有原や黒田にその真意を聞いたら、トップ通過して目立ってやる!という意思表示だということを聞いた記憶にあります。


今回はその逆だったのだと思います。


また夏合宿には1000kmを走破したとも聞きました。やらされている練習ならせいぜい500km程度しかこなせないでしょう。


選手自身がやるんだという意思がなければ1000km走破なんてできません。


そういったやれることから意識を変えた結果が今回の結果につながったんだと思います。


しかし喜んでばかりもいられません。箱根駅伝です!1月2日、3日です。法政大学を応援する方にとっては、永遠ループで結果を求めます。(監督、選手は大変なのです)


関東学連選抜も入れ、現段階では20校中20位なのです。今回も9位以下はどの大学が落ちてもおかしくない状況だったはずです。


ギリギリ通過したこのチャンスをつかまなければならないのです。


選手はプレッシャーに負けず、前だけを見て頑張ってください。


ちなみに、私は、清谷にはかなり期待しています。


彼の力はこんなところでくすぶってはいけない存在です。本来なら既に28分台では走らないといけない選手。法政にとっても、彼がエースでチームを引っ張るようにならないといけないと思っています。


それだけ彼には能力があります。


個人的ですが、清谷!頑張れ。


ちょっとうれしすぎて、法政のことばかり書いてしまったが、心境としては複雑です。


なぜなら・・・・順大が落ちた・・・・。


私も少なからず責任を感じています。


日本選手権が終わって、故障してしまい、順大の故障している選手を主に見ていました。


私は2人選手を見ていました。(今は一人の選手を見てます。)


その一人が関戸でした。


彼は膝を故障していました。とても予選会までに間に合うような状態ではなかったのに、チームのためにできる限りの努力をしているのを知っています。(相当やらせましたからね。)


私も故障をいやというほどしてきましたので、どの程度の故障なのかは、実際の部位を見てさらに話を聞けば何となくわかります。


ましてや手術までしています。私も手術をしているのでよくわかります。たった数か月でこの違和感がとれるわけがない。


違和感や力が入るようになるまで、地道なトレーニングと数年という長い時間がかかります。


それでも彼はリスクを承知で、トレーニングをしてなんとか予選会に合わせた感じです。


すごく無念な思いだったと思います。悔しかったでしょうね。チームを引っ張っていかないといけないのにそれができなかったと自分を責めていないかと心配しています。


中村監督が言っていました。「順大といえば関戸というエースにできなかったことに悔いがある」と。

私もその通りだと思います。この悔しさをばねに来年は強い順大になって帰ってくると信じています。


選手の皆さんお疲れ様でした。