箱根駅伝予選会 | 徳本一善オフィシャルブログ「-ICHIZEN-」by Ameba

箱根駅伝予選会

箱根駅伝予選会が終りました。

結果は以下のとおりです。


1位 城西大学(10時間13分20秒)6年連続6回目
2位 東京農業大学(10時間13分46秒)2年連続64回目
3位 上武大学(10時間15分47秒)初出場
4位 日本体育大学(10時間17分04秒)61年連続61回目
5位 拓殖大学(10時間17分43秒)4年ぶり32回目
6位 神奈川大学(10時間18分04秒)18年連続41回目
7位 東海大学(10時間18分15秒) 37年連続37回目
8位 専修大学(10時間19分25秒)5年連続65回目
9位 明治大学(10時間19分30秒)2年ぶり51回目
10位 大東文化大学(10時間21分01秒)42年連続42回目
(以下は、関東インカレポイントとの併用により選出)
11位 国士舘大学(10時間17分57秒)4年連続42回目
12位 順天堂大学(10時間20分13秒) 52年連続52回目
13位 青山学院大学(10時間20分33秒)33年ぶり14回目

国学院、法政、国士舘、順天堂、青山学院の5大学のうち一大学が落ちると予想していました。
そして、その中でも青山学院が一番危ないと予想していました。

しかし、蓋を開けてみれば母校の法政が予選落ち・・・・。がっくりです。

前評判では、上武大学は予選突破濃厚との情報が入ってきていましたので、3位という結果にはさほど驚きませんでしたが、さすが花田監督としかいえません。何もないところから、わずか数年でここまで変えてくるということ、監督の資質としかいいようがないです。

教える立場の人間なら、一度は花田さんの考え方を知ることは大事なことだと思います。

今回波乱があったとしたらやはり法政が落ちたことです。23大学と3大学箱根の切符が増えながらの予選落ち・・・。(まさかインカレポイントもありながら落ちるとは思いませんでしたので・・・・)

おそらく今後数年間法政が本線に出場できる可能性は少ないでしょう。

各大学が、必死で箱根駅伝に力を入れる中、まったく対策をしてこなかったつけがこのような結果になったと思います。

内部のことなのでよくわかりませんが、大学全体の問題としてとらえなければ他の大学には勝てません。

陸上部だけの問題で片付けてしまえば、法政のHの文字が箱根を沸かすことはないでしょうね。

それくらい箱根駅伝というものが加熱しているのです。

もう一つは選手の意識改革は絶対必要です。そこは成田さんの手腕が問われてくると思います。

終ったことは仕方がない。この一年間、どれだけ強い思いで日々努力するか?

一からスタートするしかないのです。


今思うと、私が入学する年も箱根駅伝に出ていませんでした。


当時、弱小チームと言い放った小金沢コーチと選手たちが必死に練習するのを熱いなーと思ってみていました。


気づいたときには、自分もその熱いコーチと箱根の道を志していました。


チームの雰囲気を変えたのは坪田さんでした。バイクで競技場まで来る選手がいる中、1人走ってきていた姿を今でも思い出します。


1人づつ、バイクではなく走って競技場に来る姿が見られるようになりました。


坪田さんと周りの選手の意識のことでケンカもしました。


すべては箱根で勝負するチームを作りたいという思いからです。


そんな意識の中から、法政は強さ取り戻していきました。


コーチの練習メニューは最低限の練習だと思って、更に上の練習をやりました。


走るなといわれても隠れて走ってました。


今の学生にはその志が大事です。


1人の意識が周りを変えることもあります。


そのために悪役にもなりました。時には、選手を罵声を浴びせ、残酷なことも言いました。


しかしそういう選手がいることで、選手の意識が変わっていきます。負けたくないという思いは常に持ってないといけないものなのです。


茶髪やサングラスをして走る法政の選手の視線は冷たいものでしょう。


結果が出ないとそんなものです。


茶髪にする意味やけじめは自分自身が責任を背負うということです。結果でしか世間に認めてもらうことしかできません。


なぜかぶくのか?その信念はしっかり持っていて欲しいです。


とにかく法政が3位以内を目指していた強い法政に戻れるよう大学側には対策を立てて欲しいです。

法政ファンまたはOB、関係者方々、法政復活のためにご尽力、ご配慮くださいますようお願い申し上げます。