今日の内容は、おバカな子供の頃の話
どうか偏った世界観を新春の笑いで寛大に受け止めていただきたい！
私は子供の頃からアホであった！どれくらいアホだったかと言うと……
私は相手のことを知らないのに、相手は私のことを知っていて
けいこ） 「何で知ってるの？」と聞いたら
相手） 「アホのふるかど（旧姓）で有名だから」と返って来た程だ
当時は、いちいち言われる度に凹んだものだが
今では「真実だもんね♪」ってなもんである（笑）
それから漫画やアニメが好きな子供だったので
東映まんがまつりやアニメや漫画を観て
けいこ）
「なんと世の中には
子供の主人公が悪を倒す勇者話が多いことか！ってことは
勇者とは子供の頃から勇者なのだな！」と思ったものだ
横で「白の守護霊」が腹を抱えて笑っているが気にしない(｀・ω・´)キリッ
そんな子供時代を過ごしていた私は
けいこ） 「私も勇者ならいけそうな気がする！」と思い込んだ
だってさ～ 漫画では一般家庭で暮らしている
そこら辺の子供が勇者になってるしさ～
のび太君と私は大差ないから頑張れば勇者になれるのだ！
漫画の情報だと近所に自分の仲間が居る設定だから
けいこ） 「近所の子供に声を掛ければ
とんでもない男気の魂がウジャウジャ居るってことか！
世の中最高じゃね～か！」と思い
子供だった私は男気にあふれた子供を探す旅に出た……
しかし、どの子供にも、どのクラスメイトにも
東映まんがまつりの話をしたら通じるのに
私の意に反して学校にはいじめっ子が居るし
嘘をついて他人を陥れる子が居るし
困ってる子が居ても皆しらんぷりだし
私が「貴方は勇者のように生きたいか？」って尋ねても
「頭おかしいんじゃないの？」って顔をされるのだった
学校では手塚治虫先生の「ユニコ」が上映され
可愛いユニコーンの子供が勇者で人の心を変えるファンタジーで
けいこ） 「よし、これで私もユニコみたいな
スーパーユニコーンにならねば！的な思想を持った子供達が
ウジャウジャ量産されるはずだ！手塚氏グッジョブ！」と思ったのにな
私は、しょげて「白の守護霊」に言った
けいこ）「世の中には勇者いないの？おとぎ話なの？信じたくない！」
「白の守護霊」は、ちょっと微笑んで
白）
「世の中の勇者なんて探さなくても
私にとっては我が君（けいこ）が勇者だから良いんですよ」と言った
けいこ）「私は勇者じゃないよ！直ぐ泣くしさ～
皆が私をアホだって思ってるし、いじめられっ子だもん！」と返すと
白）
「今は子供でも、時間をかけて勇者に仕上がるものですよ
最初から勇者である必要はなくって
今日から積み上げたものこそ
毎日ずっと積み上げて諦めなかったものこそ勇者なのです
一度『勇者になる』と決めたら止めちゃいけないんです
一生止めない、その根性が勇者なんです」と答えた
「白の守護霊」のイイ話をジャリ（娘）に伝えたところ
ジャリ）
「あのね、ママは知らないだろうけど
勇者は、そんなに沢山いないから勇者なんだよ」
けいこ）「そんなのやだ～ 勇者は沢山いないと
世の中、助け合えないじゃないか！」
ジャリ）「でも、今のところ現実は少ないみたいだよ
ま、存在しない訳じゃないから良いじゃない」
けいこ）「存在しない訳じゃない？それなら良かった！」
心に強い義侠心（男気）や、強い情熱や
誰よりも溢れんばかりの愛情を持つ勇者のあなたよ
どうか、今日も勇者であることを止めないで欲しい
ずっと止めないで勇者として生きて欲しい
今はまだ勇者として認められなくとも
あなたの心に勇者があれば、あなたは真の勇者なのだから
私が知る勇者は、名を馳せた人も居れば
スーパーで特売の卵を買ってる普通の人も居る
絵を描いたり、物語を書いてる人も居れば
子育てでヒーヒー言ってる人も居る
見れば心に情熱やら愛情やら一途さやらがギッシリ詰まっている
私は勇者を二次元（アニメや漫画）で知ったが
現実に存在することを、この目で見て知っている
勇者を知る者
*とくもり けいこ*
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