ある「母と娘」のお話し……
その日は自宅の近所で「お祭り」があるので
娘は友達に電話を掛けていた
娘) 「最初〇〇ちゃんを誘ったんだけど駄目で
次に△△ちゃんを誘ったんだけど、こっちも駄目だったから
××ちゃんに電話してみた!一緒にお祭り行かない?」
それを横で聞いててびっくりする母
母) 「先に2人に声かけたけど駄目だったからって……
そんな風に言ったら××ちゃんが気を悪くしたり
後々『あなたとなんか行かない!』ってなるんじゃないの?」
しかし娘は横で騒ぐ母の言葉など知らんぷりで
友達の××ちゃんとお祭りに行く話を進めていたのです
娘がお祭りから帰宅すると母はもう一度尋ねた
母) 「あんたさ、〇〇ちゃんを誘ったんだけど駄目で
次に△△ちゃんを誘ったんだけど、こっちも駄目だったから
××ちゃんに電話してみた!って言い方したら
××ちゃんに悪いって思わないの?」と言ったら
娘) 「あのさ~ わ た し の友達だよ!?
そんなんで腹を立てるような人間じゃないって信じてるの
知らない人や仲良くない人だったら言わないかも知れないけど
ずっと一緒に居る仲良しの友達なんだから
言いたい事を言い合える様な関係なんだよ」と娘は答えた
ΣΣ(・c_,・。ノ)ノえぇっ!? 母はビックリした
自分が娘の年頃には、そんな友達関係を築いていなかった
娘の言葉に母は、ただただ驚いたとです
娘) 「ママの幼少期の話を聞いたけど
まるで北斗の拳の
『199X年、
世界は核の炎に包まれた!
海は枯れ、
地は裂け、
あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。』
みたいな殺伐とした世界の住人だったんでしょ?
ママの世界の友達にだったら言えない言葉だろうけど
私は今そんな殺伐とした世界に住んでないもん」
母親を安心させようと更に娘は話を続けた
娘) 「私が5年生の時の事だけど
6年生の子が1年生の子をいじめてた事があったの
他のクラスの同級生達は
6年生を止めに入り食って掛かって1年生を助けたんだけど
同時に5年生の仕事は4年生に対して
『俺達が卒業したら次はお前らが後輩を守れよ』と教える事なの
私のクラスメートはそういう人間達で構成されてるから安心して」
娘に小言を並べた自分が恥ずかしいとさえ思う母
それにしても娘の友達というのは娘に優しくしてくれるばかりか
母まで感動させてくれるらしい
友達らしい「友達」と言うものは
私を軽んじたと、いちいちヒステリックにはならないものらしい
とくもりけいこ より
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