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私の守護霊 鎧の守護霊さくちゃん 
は
自称 ジェントルマン ‥らしい‥
さくちゃんと私が最初に話したのは１６歳の時だった
（なぜ１６歳か？と言われたら私は小学校一年生の頃からイジメられており
イジメ問題が解決したのが１６歳
それまで私はとても不安定な精神状態だった為
話相手は白の守護霊が全てしていた
どうでもいい話だが赤の守護霊も１６歳で初めて話した事になる）
さくちゃんは ジェントルマン
なので
初対面から恭しい態度だったのを記憶している
「私もまた あなたをお守りする一人です」と
さくちゃんは丁寧に話してくれた
『 さくちゃん 』 という名前は私が付けたあだ名なのだが 
（守護霊は言語を持たない
テレパシーの様な世界でお互いの意思を交換する為
名前が必要無い上に言葉を忘れてしまうのだ）
さくちゃんはあだ名を付けられて 
「あだ名を付けるという事はけいこさんが
自分という守護霊に愛着を持ってくれているのですね
ありがとうございます」的な やはり丁寧なお礼を言われ
次の瞬間 
戦慄の
「では私（わたくし）も
けいこさんを姫とお呼びしましょうか
」
という 姫発言 をされた 
えー当時私の容姿は例えるならアキバ系のオタク少女 
身なりにお金を掛けずブクブクと太っていて
男友達には「俺はお前と遊ぶけど恋愛感情は無い
」と
激しく前置きを言われてたので 
さすがに『姫』は
現実を受け入れていない痛いオンナに成り兼ねない 
け い こ 「さくちゃん」
さくちゃん 「はい喜んでいただけましたか姫」
け い こ 「もう一度姫って言ったら一生死ぬ迄
さくちゃんとは口をきかない」 
さくちゃん 「えーーーーーーーーなんでですか
」
（横で白と赤が「それをけいこに言うのは止めとけ」とさくちゃんの肩に手を置いた）
それから２０年経って 
お客さんにさくちゃんが発言するタイミングがあったのだが
（普通 私の守護霊はお客さんには発言しないのだが
お客さんが「とくもりさんの守護霊さんと話してみたい」というと出てくる）
さくちゃんはそのお客さんの
素敵な所を素直に褒めた
そして「貴方のそういう所が美人ですね」と伝える様に言われた
男性のそういう直球な表現を 
さくちゃんの身内である私が話すのは恥ずかしかったのだが
（お父さんのナンパを娘が手伝うみたいだからさ） (●´ω｀●)ゞ
それを聞いた 
お客さんは
素直に「ありがとう嬉しいです」と返された
さくちゃんは 「やっぱり女性はこうでないと！！
このひと素敵な人ですね
褒められて嬉しいわって言える女性はサイコーです
男性はそういう女性が大好きです」と感動する事しきりだった
お客さんが帰った後で私はさくちゃんに
「昔さくちゃんに『姫』って言われて
オエッて言ったなぁ」とボソっと思い返したら
「はい まぁ我が君は父親や従兄弟の兄さんが
１６歳の思春期真っ盛りの女性に 
かわいいベイビーちゃん 
的な発言をしたので
おぞぞっ
ときたのでしょうが
男は基本 女性に喜んでもらう為に頑張るものです
素敵な男女は美しいもてなしで
美しい受け取り方が出来るものですよ」
‥‥あっそう‥‥‥ 
さくちゃんは女性に礼を尽くす
その礼を尽くすのも
自分のムスメみたいな私には受け入れられないのだが
女性は褒められたら「嬉しいわっ 」て言えないと
男性は「ちぇっ」てなるらしい
どんな口説くのが上手いオヤジでも
自分のムスメには嫌がられる 
女は褒められたら素直に嬉しいわ
がいいらしい
とくもりけいこより
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