Twitterで話題になってたからアマプラで見たー

あーいうエクソシストモノって初めてでよくわからないんだけどあんなクリーチャーモノなの?
もっとリアリティのある話かと思ったら途中からインディー・ジョーンズになってた。

ぶっちゃけそのインディー・ジョーンズ感出てくるのもっと早くてもよかった気がするんだけど『エクソシスト』系を期待してた人からしたらそんな事ないんかな?
不気味なホラー描写が結構続くんだけど画面暗くて(うちのTVのせいかと思ったら欧米人との目の色の違いから来るらしい)何やってるのかよくわからなかった。

あと舞台となる修道院の親子のキャラ付けもっとあってもよかったなーと思う。娘最初は不良に片足突っ込んだ思春期の女の子だったのに途中から普通の女の子になってた。取り憑かれた息子君も性格分かる前に悪魔に憑依されてしまって。
子役すごい演技だなーと感心してたけど今どきCGじゃんと途中で気付いた。
ほんとCGでなんでも画面どうにかなるから今の映画ってすごい!って感動が半減しちゃうよなー。

親子3人が無事に帰った後のエピローグも欲しかったなーその後3人の仲も修復されてったとか。

とは言えツイでバディモノと聞いてたからそっちに終盤はフォーカスしていった感じ。ラッセル・クロウとバディになる神父が結構地味でバディになる感じがあんまり。阿吽の呼吸になるのもほんと終盤。登場時、この人が主人公の片腕になるとは思えなかった。

とにかく後半からのインディー・ジョーンズっぽくなり始めてからが面白くなる。
舞台の修道院の過去やら
あと個人的に歴史モノ感出されると見ていてわくわくする「イサベル女王」とかワードが出てきたり古の資料出してきたり。

教皇が豪奢な衣装を身に纏ってるわけでなく意外と普通。
体調悪いからの吐血噴射はちょっ笑ってしまった。ギャグ?
問題解決後普通に復帰してるのもあれ?元気じゃん?あの心音はなんだったんだ?死ぬキャラだと思ってたよ。

主人公とバディ、二人共女絡みで罪エピソードがあるんだけどキリスト教ってやっぱ女は危険物なのかなーと。誘惑してくる。その存在が!女体が!男性にとっては弱点!なのかなーって。
あと悪魔が結構俗物的な脅し方してくるのね「犯すぞ〜お前をイカせるぞ〜」とか。お、おう。悪魔もそういう事言うんだ。
あと悪魔の名前を探さなきゃ!ってなったときもFateか?って。真名がわかるってやっぱすごい効力なのかな?

前半あんだけひっぱといて強敵なようで意外とあっさり倒された悪魔。
ラッセル・クロウに取り憑いたままでいれば勝てたのにな。

エピローグでまだまだ悪魔は世界中にいるから二人で倒して行ってくれエンドよかった。そういうの調べてる機関?みたいな部屋がワクワクしたわ。そういえば80年代設定ってなんか意味あったのかな?原作がそうだからかな。

続編あるぞ感出してたけど実際あるかなー
もっと宗教や歴史に触れられる話になったらいいなーと個人的に思う。関係者ならではの。あとバディ物としてのキャラ付けをもっと濃くすれば他作品と差別化をはかれるのでは?と勝手に思う。

続編で化ける可能性を秘めた作品でした。