約40年前の「未来(21世紀)予測」がなかなか面白い! | はい!徳持です!

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1975年、ミサワホームが「(21世紀)住まいの未来予測」を発表しており、そこには当時の21世紀に対する「期待」や「不安」が交錯している様が伺える。
現在だから答え合わせができるものの、当時は「ドラえもん」の世界観を魅せられている感覚だったのでは...!?

 

 

 

①核家族への反省から再び大家族

 

未来予測★2000年には老人人口20%、65歳は健康な働き盛りで経済力も豊かになる。核家族から大家族へ大きな住宅が求められる。

 

現在★老人の人口や健康面などは予想通りで経済力も1975年当時に比べると格段に豊かになったと思う。しかし、想像以上の経済成長で所得格差が問題となってしまった!
また、大家族という概念が変化してルームシェアという新しいライフスタイルや核家族集合体のタワーマンションが人気となっている!

 

 

②本格的な余暇時代の到来

 

未来予測★週休3日制が定着、機器の発達で在宅勤務や家事労働の大幅な軽減が実現。余暇時間は屋内外レジャーに多くふり向けられ自宅でのパーティなども盛んに。

 

現在★バブル時に週休2日から週休3日とする流れも定着には至らず、最近でも労働時間や賃金の見直しが求められているが、なかなか定着はしない。
しかし、国をあげて祝日や連休を増やすことになり、結果、余暇時間を小旅行などの趣味や女子会のような娯楽に興じることができるようになった!

 

 

③主婦の手作りブームが来る

 

未来予測★余暇時間が増えるとインスタント食品に背を向けた主婦たちの手作りが定着し、これを楽しむスペースや食品貯蔵の地下室などが必要になる。

 

現在★主婦(女性)に限らず超情報社会の中心にいるハイソな方々は料理など様々なカルチャースクールに通い、日々「女子力」や「自分磨き」に勤しんでいる。
そのためか、最近のマンションでは地下室に多目的スペースやジム室などの共用施設を備えるようになった!

 

 

④エネルギーの転換と住環境の改善

 

未来予測★21世紀初頭になってもエネルギー資源は潤沢ではなく省エネは依然重要で、住まいの高断熱性や室内環境の経済的な自動制御が強く要求される。

 

現在★オイルショック以降、省エネ法により断熱を意識し、2000年頃に現在の基準が示された時期だったと思う。さらに今ではエコ住宅から未来予測を超えるスマート住宅という次世代エコに移行している!

 

 

⑤高度な情報化社会の到来

 

未来予測★21世紀にはテレビ電話やファクシミリなどの普及により家庭・会社・工場・諸官庁の相互連絡、新聞や世界の図書館からの資料コピーの電送、テレビショッピングによる宅配その他、想像がつかない領域にまで高度情報化の機能は浸透、家庭はあらゆる役割を果たす中枢的な情報機関となる。

 

現在★ネット社会のスピードは未来予測の「想像がつかない領域」の通り様変わりをしてしまった!また、今でこそ聞きなれた「グローバル」は85年のウィンドウズ登場でささやかれ、2000年前頃に米国の復活で一気に世界に広がった。しかし情報社会以外の関税・労働者移民など、真のグローバル社会はまだまだ問題が山積している!

 

 

と、面白い予測が並ぶなか、以下のような未来予測もありました...!

 

 

⑥予防医学の発達と体位の向上

 

未来予測★予防医学がめざましく発達し、健康管理が行き届いた社会になる。健康で長生きできる家の在り方が厳しく問われることに。また子どもたちの体位の向上も十分な対応が必要不可欠になる。

 

⑦犯罪の増加

 

未来予測★都市化が進み社会構造が複雑化すると犯罪発生が懸念される。21世紀の最大の関心事として、泥棒が入りにくい住まいが一層クローズアップされる。

 

⑧人口の集中から分散へ

 

未来予測★若者のUターン現象が盛んとなり、混雑し暮らしにくい大都会から脱出する。人口が移動すると過密過疎はかなり解消される。地方に増加する家は敷地を含めて大きくなる。これに伴い都市の住文化やデザイン感覚が地方に伝播し地域間の交流が活発化し新しい混交の文化が独自のものとして発生するだろう。

 

 

 

 

 

 

東京オリンピック開催などがあった高度経済成長期から一転、オイルショックで省エネ・省資源が叫ばれるようになり、また公害問題や環境問題が発生し「本当の豊かさ」を考えさせられるようになった時期だったらしい!

 

そんな時期に発表された21世紀予測だが、さすがにバブル崩壊やサブプライムローン問題など低成長期、経済停滞期となった「失われた20年」に突入するとは想像できないだろう。

 

ましてITバブル崩壊、コイズミ旋風失速、リーマンショック、東日本大震災などで景気回復は難につぐ難で、現在も伸び悩みもがいている。

 

 

では、今後はどうなっていくのか?

 

 

働き方の多様化、男性の家事進出、団塊世代の都心離れ、若者はより家族、趣味、自己啓発、ボランティアなど「自分スタイル」の使い方が多様化するであろう。コスパもさらに重視され宅配、代行、レンタルサービスが充実して高額商品も売れる時代になる!

 

さらにLCCが拡充するのでイベントなどエンターテイメントを求めて、国内外問わず小旅行に行くことが日常的になり、あちこちで人型ロボットが活躍する!

 

らしいです!

もうワンランク上の「ドラえもん」の世界観を魅せてもらましょう!

 

 

 

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