新しく住む家さがしから始めました。

その近くに住んだのでは、どんな噂が立つかわからないので10キロ

離れた所の家を借り引っ越ししました。

家賃は56000円の2階建ての家でした。

家を売った後結局何のお金も残っていませんでした。

不幸のどん底かと思いましたが、私たちにもまだいいことはありまし

た。

家内が出産し3番目の子供が産まれたんです。

上の二人は男の子でしたが今度の子供はなんと女の子でした。

私には待望の女の子なので毎日がとても楽しく、家に帰って子供の

顔を見るのが最高の癒しです。

そこで4年住みましたが大家さんから家を潰して売りたいので出てほ

しいと言われたんです。

また引っ越しかと思いながら家さがしをしていました。

近くにいい家があったので早速契約して購入することにしたんですが

入居まじかな時に近所に気になることがあって契約解除を申し出した

んですが、逆に不動産屋から契約違反で裁判になってしまいました。

その裁判に負けて200万の借金ができました。

家内が借金を作ったのは今回が初めてではありません。

最初に借金を作ったのがわかったのは16年前でした。

会社から帰ると家の中は真っ暗でした。

どうしたのかと二階に上がると家内が布団で寝ていました。

疲れて早く寝たんだと思って一階のリビングに降りるとテーブルの上に

手紙があったんです。

それは遺書でした。

家内は睡眠薬自殺を図ったんです。

すぐに電話で救急車を呼び、家内のお母さんにも電話して事情を話て

何とか家内は助かったんですが1週間入院しました。

原因を調べるのに家の中や、家内のカバンを見るとローン会社への振

用紙がたくさん出てきました。

その時は400万位でしたが家内が退院して事情を聴くと合計600万

ありました。

600万も借金を家内がしてることがわかったとき私はどうしようかと

いう思いより、私が会社に行ってる間にまた自殺を図るんじゃないかな

ってことが頭に浮かび、仕事をしていても家内のことが気が気でなく

時々家に電話をかけていました。

しばらくして家内も落ち着いたころ借金返済どどうするかを話ローンで

購入した家を手放すことななりました。

1600万で購入した家が当時2400万で売れなんとかしのぐこと

ができました。

実は家内が自殺を図る数日前に給料日があったんですがその日、給

料を銀行から引き出したあと落としたって言って、家内が夜遅くまで探

していたことがあったんです。

もしかしたらその時も自殺場所を探していたんじゃないかなって当時

思いました。


我が家が大変なことになりました。

借金で大変なことになりました。

電気、ガス、水道、携帯電話、固定電話、新聞、その他ローン、

家のローンすべてが滞納。

実は、この借金は家内が作ったんです。

私は去年の3月まで海外に3年赴任してました。

その間に家内が500万円も借金していたんです。

このショックは仕事中にも「どうして」、「どうしよう」としばらく

考えていました。そして私は思いました。

きっと、家内は私が3年もいない間とてもさみしい思いをしてい

たんだ。

で、子供らとカラオケに行ったり、仕事で疲れた時はファミレス

かに外食に行ったり、ボーリングや、映画に行ったり。

仕事仲間とも一緒に行ったり、近所の人と行ったりと。

そんな、こんなでさみしさを紛らわすため借金するまでお金を

いっぱい使ったんだと思いました。

私は家内を責めませんでした。

原因は私の仕事で家内に苦労をさせたからです。

かわいそうな家内です。

私はサラリーマンですから会社でしっかり仕事をすれば給料は

ある程度会社から出ます。

でも、五百万円の借金は給料からは返せないんです。

今まで給料は全額家内に渡していましたが、今年の5月から私

が管理してます。

4月に住宅ローン会社からローンの滞納が続いているので家を

競売にかけるという通知が来たからです。

私はその時始めて今回の借金のことがわかったんです。