日本年金機構は、老齢年金請求者の利便性向上のため、令和6年6月3日(月曜)から、年金の未加入期間がないなど一定の条件を満たす方を対象に、「老齢年金請求書」を電子申請により提出することができるようにしたそうです。
一定の条件って
❶年金の未加入期間がなく、本人の年金記録のみで老齢年金の受給要件を満たしていること。
②配偶者や18歳未満の子がいない方。
③老齢年金の受け取りをマイナポータルの「公金受取口座」とすること。
④通知書等の送付先が請求者本人の住民票の住所であること。
⑤老齢年金以外の遺族年金や障害年金を受けていないこと。
⑥老齢年金の繰上げ請求や繰下げ請求をしないこと。
などがあるようです。
この電子申請で提出すれば、24時間いつでも、どこでも提出ができて、年金事務所窓口の相談や郵送する手続きが不要になるみたいです。(詳しい電子申請の手続きについてはコチラをご覧ください。)確かに便利になりそうですね。
そうして、この電子申請が可能と思われる方(多分❶に該当している方?)には、日本年金機構が送付する「年金請求書(事前送付用)」に電子申請を案内するリーフレットが同封されるそうです。
ただ、電子申請される方は、動画を見てからの方がいいと思います。上の②~⑥に該当する方は、入力途中で紙での請求書の提出をとメッセージが出るようですので、「公金受取口座」の登録と「ねんきんネット」との連携だけして、結局、紙での請求書を提出することになるかもしれませんのでご留意ください。