世界一受けたい授業 | よしきのつれづれ惣菜道

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私の日常や鉄道関係の活動(乗車・模型等)を当ブログより発信して参ります。ちなみに「惣菜道」は「そうざいどう」と読みます。お付き合いのほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

こんばんは。
私は先ほどまで、「世界一受けたい授業」を見ていました。今回は
2時間構成で、2時間目には医師をされていた故・中村哲(てつ)
さんと一緒に難民支援活動をされていた目黒丞(すすむ)先生が
中村さんの生前の活動を解説した特別授業でした。この中でアフガ
ニスタンでの用水路建設が取り上げられ、これは干上がった農地の
近くの川から水を取り入れ、農業のできる土地にしようというもの
でした。しかしながら当初、目黒先生を含めた日本人スタッフの
方々は井戸掘りで精一杯の状況でこの計画には猛反対・そこで中村
さんは独学で土木を学び、川の水を止める堰を取り付けてそこに取
水口を設けてここを起点に用水路を建設されました。このとき中村
さんは「議論はいらない。実行あるのみ」と宣言・2003年3月から
600人体制で建設が始まりました。現地の方も「用水路ができれば
生活がよくなる。素晴らしいことだ」と歓迎・建設も日本で使われ
ている技術で進められました。この工事は3ヶ月間休みなしで行
われ、着工から約1年後の2004年3月に試験通水してみると水が止
まることなく流れ、中村さんも感動していました。これで干上がっ
た農地も蘇り、再び農業のできる土地となり、現地の方々の生活も
改善されました。自分もこの話にはかなり感動・しかしながらこの
中村さんも昨年12月に○害されてしまいました。この○害は本当に
許せません。中村さんはアフガニスタンの方々にとっても英雄で私
たち日本人の誇りでもあります。この偉業が永遠と語り継がれるこ
とを願っています。そして、自分はこの番組をこの回以来、久々に
見ました。今後もこの番組で個性派揃いの先生方による面白い授業
を聴けることを楽しみにしています。