こんにちは、このりんです。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
きょうは読んだ読んをご紹介しますね。
Twitterやnoteでフォローさせていただいている
のもときょうこさんをご存じでしょうか?
のもとさんはマレーシアに住んでいらっしゃる編集者さんです。
2018年6月にツイートした
「多くのひとは辞める練習が足りていない」が話題になりまして
『日本人は「やめる練習」がたりてない』が書籍化されました。
のもとさんの生い立ちや学生時代のエピソードは
自分自身ともちょうど重なります。
高校受験、大学受験、大学でのサークル活動、そして就職。
順調に歩みを進めながらも
「なんとなく、やめずに続けることが美徳である」
「石の上にも三年」
があたりまえである環境につかり
なんとなく違和感があってもすぐにやめることができない。
そんなとき、のもとさんはIT雑誌の編集者となり
深夜ネットの中で世界中の人々とチャットで知り合います。
そして少しずつ英語を学んでいき
新しい世界を知っていきます。
ちょうどマレーシア人と友だちになり
マレーシアを旅したり、在住のアジア圏の人々の考え方に衝撃を受けたそうです。
のもとさんにはお子さんもいらっしゃって
小学校に入学するとみるみる元気がなくなったとか。
そして学校に通えなくなったことがきっかけとなり
マレーシアに1年間住むつもりで引っ越し、
その後今も住み続けていらっしゃいます。
・合わなければ学校は転校する
・学校に行かずいホームスクールもある
・学校行事の出欠は子ども自身が決める
・小学生が政治について話し合う
・怒らない
など、寛容でゆるやかな暮らしの中で
お子さんといっしょに伸びやかな生活を送っているお話がたくさんあります。
日本の学校教育、親世代から受け継いだ
「やめない」「続ける」ことが
子どもから「気軽に挑戦するチャンスを奪っている」
のだと気づかされました。
そして自分自身も「やめること」が怖いですし
「続けること」がすばらしいことだと思って
仕事や育児をしてきました。
ですが、のもとさんのこの本を読んで
それは間違っていたのではないか?と考えさせられたのです。
「自分で、やめることを決める」
この訓練をしているお子さんはおそらく少ないでしょう。
子どもたちには「自分で決める」チャンスを与えたいですし
それが自信につながっていくと確信しました。
ぜひご一読くださいませ。
読んでいただきありがとうございました。
このりんでした。