皆さんごきげんよう徳子です😊
長崎の伯父がビワを送ってくれました
元々は祖母が栽培していましたが
祖母が他界してからは
伯父もビワ畑を手放し
しばらくはビワにもご無沙汰でした
２５年ほど前ぐらいでしょうか…
伯父が小さな畑を借りて
またビワ栽培を始めたのです
私はすでに関西に移り住み
結婚・出産を経験した頃
だったように思います
そのうち
ちょうど梅雨に入る前の今頃の時期になると
長崎からビワが届くようになりました
伯父が送ってくれるビワは
私が幼い頃から見ていた
傷がついていたり小さめの物
いわゆる「くずビワ」といって
商品にできない規格外の物です
でも味は抜群！
とても甘くておいしいのです
自宅だけでは消費しきれないので
夫の家に分け
子どもの友達にも分けて回るということが
この時期の当たり前になりました
この辺りではあまりお目にかからない果物の
おすそ分けに皆さんとても喜んでくださり
娘の友達は伯父のことを「ビワのおじさん」と
親しく呼んでくれています
ビワが届いたことを下宿している娘に話すと
空いた時間を使ってわざわざ取りに帰ってくると
いうではありませんか
それぐらい毎年この季節の伯父からのビワを
楽しみにしています
そんなにたくさんではありませんが
それでもビワ作りは大変な作業です
高齢の伯父を心配して
母も「もうビワ作りもおしまいにしたら？」と
何度も助言したこともあります
しかしながら伯父は「おう。おう」と
にこやかに笑いながら周りの助言をスルーし
今でも細々とビワを育て
できた物を私たちに送ってくれるのです
今では一年に一度届く伯父からのビワ便りは
母とは違って頻繁に伯父と連絡を
とることのない私たち家族にとって
伯父が息災であることを確認でき
「いつもありがとね」と
感謝を伝えることのできる
大変良い機会となっています
「ばあちゃん。今年もおじちゃんからビワの届いたばい！」
そう言って私はビワをご先祖様に
お供えし手を合わせました
今日も私のブログを読んでくださり