★★★
曽野綾子ばかり立て続けに読んでいるので、今回の随筆は辛めの評価で。
印象に残った一文。
罪には一応の規定はあるものの、罪だと自覚したものがほんとうの罪だと判断するところに信仰の自由さと厳密さがある。その間の心理的な一切の過程は、「見えない所にあって、見えないものを見ている神」のみがすべて知っているのだから、人間は人間を騙すかとはできても、絶対者を騙すことはできない。その認識があるから、私たちは少し変わるのである。
キリスト教における「赦し」の考え方について、改めて理解出来た気がします。神に見守られていることは、安心感とともに厳しい自己規律を求められることでもあるのだなと。
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