先日、市役所の近くを自転車で走っていると、何か、異様なものが目に入った。
それは、看板だ。
入墨が入っている背中が写っている。
街中でこんなものが目に入るとは思っていなかったので、ギョッとした。
しかし、自転車を止めて改めて見ても、やはり入墨である。
ガラスの扉の向こうの壁に、入墨が入った体の写真がいくつも貼られている。
その店は、入墨を入れる店のようだった。
壁にTATOOと書かれていた。
まさか、こんな店が、中心部で堂々と営業していたなんて。
嫌な感じだった。
しかし、誰にでも職業選択の自由がある。
入墨を入れることは、医師法の免許なしでできるという最高裁の判断が出たらしい。
嫌だけど、法律に触れないなら、他人がとやかく言うことはできない。
しかし、入墨は、暴力団を思い起こさせるイメージがある。
一般人にとっては、怖いイメージだ。
そういうものが、表だって掲示されているのに驚いた。