嫁いでからは子供の節句には嫁ぎ先の家紋を飾る。
節句の飾り物家紋は嫁側の親が婿側のために準備するのが習わし。
嫁側の親は嫁ぎ先の家紋を大切にする意味は、女の子なら嫁ぎ先から、「その家紋に恥じないように嫁いでください」との陰ながらの思いを込めて。
男の子なら「その家の家紋に傷を付けないように家系を守ってください」との思いを込めて、嫁の親として嫁いだ娘に立ち振る舞いをしてもらう意識を飾り物に心を込めた。
だから嫁ぎ先の母は嫁に家の家風を教えて代々週間として残されてきた。
最近では嫁と姑のいざこざが絶えないのは、嫁がせた側が出しゃばり、みずからの家紋に泥を塗っているからでは無いのか‥。