この美しき星に住んでいる人が何十億人いようとも


たったの二つわんわんにゃーだけの魂が増え続けてきただけ。


隣近所のお嫁さんも遠くに住んでいる娘さんも同じ魂。


この国に住んでいる人々も隣国に住んでいる人も


他国に住んでいる人もすべての人が同じ魂。


その魂は目に見えない絆で結ばれているのだが、


絆を知ろうともせず、いとも簡単に切り裂こうとしている。


その絆の根源は長男の嫁を大切にするだけで、


切れていた絆が結ばれてくる。


これが命の絆の法則。


命はたったの一つだが魂は二つ。


なぜ?


神の世界ではたったの一つだった魂が、


人間界に舞い戻るときに、二つに分けただけ。


なぜ二つの魂に分けなければいけなかったのか?


それはみずからの前世を知るため。


前世の親に再会するため。


前世の子供に出会うため。


前世の孫に出会うため。


だが前世も現世も来世もない。


なぜ?


前世も現世も来世も共にこと美しきこの星に生きているからだ。


隣に住んでいる人が前世の子供。


隣国に住んでいる人が前世の配偶者。


他国に住んでいる人が前世の父と母。


これをなかなか信じないから、


長男嫁まで他人にして身内だけを大切にして


嫁と姑の確執戦争を繰り返している。


どんな長男嫁でも前世の恩を返したいから再会した。


生まれ変わるときに親の心を確かめたいために


嫁として前世の娘が里帰りしてきたのだから、


その長男嫁を大切にするだけで


嫁いだ娘さんや分家に出た息子さんたちまでが


幸せに暮らすことが出きるのだが、


それすら信じようとせず年老いた親たちは


自分の幸せのために子供たちを巻き添えにして


親孝行を売り物にし道徳を利用しているから


孫までもその罪を背負っている。


その巻き添えになった孫は年老いた親の魂だから。