苦労して亡くなった母親の遺影を、
兄夫婦を無視して祀っている妹(長女)の息子(長男)は、
何度も結納までは治まるが、
全て結婚寸前で破談になってしまう。
この家もそうだが陰祀りは偽善の罪だと言っても、なかなか信じてもらえない。
いま生きている人が幸せになれることが供養なのに……。
魂は生きている。
生きているから導いてくれるのに…。
亡くなった人も導いてくれている。
それは祀ることではなく、拝むことでもない。
ただ無言で導いてくれている。
魂の原理は、
長女の息子の嫁は母親の魂が里帰りする。
それを祀っていれば、定員オーバーで出されていることに気づくこと。
結婚の縁がないのは、
(亡くなった母と孫が前世の夫婦)
を結んでしまい、現世の嫁が里帰りできない。
だから
「あなたの命に出会えてありがとう」
「あなたの導きに感謝します」
「わたしはわたしの導きに感謝」
これが供養であり祀りなのだが…………。