長兄が戦死し二男兄が分家として新居を建てたので三男が継いだ。
そして息子(長男)夫婦と住み、
孫が成長したので建て替えることになり、
建前をするため兄妹に電話し、


兄は
「そりゃ良かった。是非お祝いに駆けつけるから」
と言い、


姉も
「おめでとう。喜んでいきます」


妹も
「おめでとう。良かったわね。本家が発展することは私にとってもうれしいわ」
とお祝いの返事だったが、


上棟の日に、


兄から
「妻が階段から落ちて怪我をしてしまい行けなくなった」


姉も
「主人が糖尿病で急に入院したので行けない」


妹からも
「息子(長男)が仕事の帰りに交通事故に遭い、手の骨を折って入院したので行けない」

と誰一人兄妹は来ない寂しい上棟式だった。

なぜこのようなことが起きたのか?



それは家を継いだ三男の嫁は、主人側の先祖以外に、自分の実家と親戚の供養をしていたからで、

これが(陰祀り)である。


ただでさえ三男夫婦だから先祖や戦死者を祀ってはいけないのに、
奥さん側の先祖や親戚まで供養をすれば、誰も近づけない。


それを宗教は奨励する。


こんなことを書くとまた宗教弾圧が来るかも知れないが、事実は事実。


人はお祝い事に禍が起きるいい例だと言いたい。


それでも宗教は


「拝みが足りない」


「先祖がいるからいまのあなたたちがいる」


「もっと真剣に供養をしなさい」


と言うだろう。



もっと宗教の過ちを知ってもらいたいから少しずつでも書いていきたい。