長男嫁の悪口を言い続けていた。
その結果はどうなるのか?
魂の原理と命の絆の法則からみれば簡単に分かる。
長男嫁と二男は「前世の母と息子」
父親と長男嫁は「前世の父と娘」
になる。
二男が母の言うことを信じていると、
兄嫁たる「前世の母」を捨てることになる。
捨てると言うことは、
みずからの魂と命の存在も無くなる。
母親が長男嫁の悪口を言い続けていた結果、
胃潰瘍から始まり、ノイローゼになり、
引き籠もりになってしまった。
母親はあせりを隠せず、いろいろな方法を試した。
だが一向に快復の兆しが見つからない。
そのときに母親は魂の原理を理解した。
母親から見れば主人は長男だから、
我が子二男は主人と祖母と長男嫁と同じ魂。
(坊主憎ければ袈裟まで憎い)と
(江戸の仇を長崎で討つ)が当てはまる。
主人の母を坊主にし長男嫁を袈裟にし、
長男嫁を江戸にして二男を長崎にすると分かる。
祖母と主人と長男嫁と二男は同じ魂だから、
ひとりの人を憎めば「人を呪えば穴二つ」ではないが、
呪いの穴が二つばかりか、三つも四つもできてしまい、
あり地獄から這い上がれなくなる。
丁度お盆前で帰郷してくる息子の嫁にたいして
「わたしの魂が孫の嫁に里帰りできるのは、
長男嫁に出会えたからです。
わたしはわたしの心の導きに感謝します」
と念じていたところ、いつもなら立ち寄るだけで
あとは自分の実家に入りびたりの嫁が
お盆中二男に献身的に尽くしてくれ、
帰るころになるとすっかり快復してきた。
人は何か事が起きないと理解できない魂の原理。