№43母にとって長男嫁とは

№41母にとって二男とは
母親は同居している息子(二男)に


長男嫁の悪口を言い続けていた。


その結果はどうなるのか?


魂の原理と命の絆の法則からみれば簡単に分かる。


長男嫁と二男は「前世の母と息子」


父親と長男嫁は「前世の父と娘」


になる。



二男が母の言うことを信じていると、


兄嫁たる「前世の母」を捨てることになる。


捨てると言うことは、


みずからの魂と命の存在も無くなる。


母親が長男嫁の悪口を言い続けていた結果、


胃潰瘍から始まり、ノイローゼになり、


引き籠もりになってしまった。



母親はあせりを隠せず、いろいろな方法を試した。


だが一向に快復の兆しが見つからない。


そのときに母親は魂の原理を理解した。


母親から見れば主人は長男だから、


我が子二男は主人と祖母と長男嫁と同じ魂。


(坊主憎ければ袈裟まで憎い)と


(江戸の仇を長崎で討つ)が当てはまる。


主人の母を坊主にし長男嫁を袈裟にし、


長男嫁を江戸にして二男を長崎にすると分かる。


祖母と主人と長男嫁と二男は同じ魂だから、


ひとりの人を憎めば「人を呪えば穴二つ」ではないが、


呪いの穴が二つばかりか、三つも四つもできてしまい、


あり地獄から這い上がれなくなる。



丁度お盆前で帰郷してくる息子の嫁にたいして


「わたしの魂が孫の嫁に里帰りできるのは、


長男嫁に出会えたからです。


わたしはわたしの心の導きに感謝します」


と念じていたところ、いつもなら立ち寄るだけで


あとは自分の実家に入りびたりの嫁が


お盆中二男に献身的に尽くしてくれ、


帰るころになるとすっかり快復してきた。


人は何か事が起きないと理解できない魂の原理。