二女は二男の人と結婚し一人息子と三人で暮らし、


毎週のように実家に行って親孝行をしていたが、


母親と兄嫁(長男嫁)と折り合いが悪くなったので、


親思いの二女は夫に相談し、優しい夫は

「かわいそうだから面倒を見てあげなさい」

と言われたので両親を引き取り、兄夫婦とは絶縁した。



だが一人息子は中学校に入ってからイジメられた。


学校側は


「そんなことはない」


だが登校拒否になり、どうしていいのか分からず、

教育委員会に行く寸前だった。


母はなぜこんなに親孝行をしているのに?


私は何も悪いことをしてないのに?



人が憂いと書いて優しいという字になる。


偽りとは(人の為に)と書く。


親孝行者が近くにいると親不孝者ができる。


親切とは何か?

嫁いだ娘は親を切る。

嫁がせた親は親が切る。



魂の原理や命の絆の法則は、


イジメに遭っている長男と母は同じ魂になる。


母は二女だから兄(長男)とも同じ魂になる。


兄と母親は同じ魂になるから、


二女にとって兄の魂を我が子長男に授かった。


母親が長男嫁を憎んでいるから、

憎しみの恩返しでかわいい孫がイジメられる。


嫁いだ娘さんが憎しんで親孝行をしてはいけない。



誕生とは

大切だから。

忘れてはいけないから。

恩を返したいから。

思い出したいから。

縁を結びたいから。

感謝したいから。


また息子の嫁に兄嫁の魂と同じ人が里帰りしている。

兄嫁を嫌えば息子の嫁を嫌うことになり、

母親と同じ人生を歩くことを理解した。



コーヒーが嫌いだから紅茶を選んだということは

母親が長男嫁を嫌いだから二女を選んだことは、

選ばれた方も嫌われていることに気づいた二女は、

兄夫婦に詫びた。


だが何度も兄嫁から拒否され続けた。

当然だと分かり何度も兄嫁に心を向け、


導きに感謝。

出会えてありがとう

と念を送り続けた。



その結果、少しずつだが息子が明るくなり始めたので、

年老いた親たちも心を入れ替え始めたころから

兄嫁の態度が変わり始めて仲直りをすることができた。


それを見とどけたかのように、

息子が学校に通うようになった。


奪ったものは奪われるという原理原則がある。