母(長女)は「分かりました!」と言い帰られた。


それは母親から

「今まで私のお陰であなたの精神的な悩みを

助けて上げていたのよ。私に感謝しなさい!」

と言われ続けていたが、実際には母親が同居してから

不幸が始まったことに気づいた。


母親が同居するまでは夫と娘と三人家族で

幸せに暮らしていたからである。


母親は息子の嫁(長男嫁)と折り合いが悪くなり、

勝手に転がり込んで来てから、

夫が酒を飲んで帰る日々が多くなり喧嘩が絶えず、

娘は高校に入ったころから非行グループに入り、

シンナーを吸ったり帰ってこない日々が続き、

悩みが絶えないので母親がいてくれたお陰で

精神的に助かったと信じ込んでいた。



しかし逆であったことが、命の絆の法則で分かり、

実家を継いでる弟夫婦に詫び泣く泣く母親を追い出した。


母親は


「息子も娘も薄情者でろくな死に方はしない!」

と捨て台詞を残し、


少しの間、自分の妹の処に身を寄せていたが、

そこでも妹婿と折り合いが悪くなり

アパートに越し独りで住み始めた。



母親が出て間もなく、非行に走った娘は家に戻り、

昔のように明るくなったばかりか、

主人も酒を飲んで来ることがなくなり、

親子三人幸せに暮らすようになった。



一方母親も少しずつだが命の絆の法則を理解してから、

息子夫婦と折り合いが良くなり、

同居までは行かないが頻繁に行き来するようになった。


母親は幼い頃兄が亡くなったので婿養子を取った長女で、

ワガママだった自分の母が亡くなってから、

自分も同じようになってしまった。



誰が悪いのではなく、

母親の兄がなぜ幼く亡くなったかを


知ることも必要だと思う。


母の実家は長男が家を出て二男が跡を継いでいる。


どんな場合でも長男以外が先祖を供養してはいけない。


亡くなったから跡を継げば、

親が作った罪を子供が受け継ぎ孫が現すようになる



また先祖供養を真剣にすればするほど、

親の因果が子に報いとして背負ってしまう。



宗教はそうは言わず、

供養が足りないから。

どんな人にも先祖がいるのだから。

先祖のお陰で生まれてくるのだから。

先祖が浮かばれないから。
墓参りを真剣にしないと。

墓参りはできるものがすればいい。

誰でもいいから親孝行。

誰でもいいから先祖供養。

誰でもいいから墓参り。

誰でもいいから家を継げる人が継げばいい。

祟りや因縁は先祖供養をしないから。

などなど。



魂の原理は

長女の子(娘)さんは母親の魂と同じ。

長女婿は母親の魂と同じ。

長女と長男嫁と魂になる。

母親が長女のところに入れば

定員オーバーで同じ命の孫娘さんが追い出される。


長男の嫁を守ることが供養や御霊祀りになることを


知った方がもっと楽しい人生になるのだが、


宗教はそう言わない。

なぜか………