三女である母は悩んでいる。


それは婿養子(長女婿)が自営業で資金繰りに行き詰まり

サラ金に手を出し総額一千数百万円の負債。


家を根抵当に入れ連帯保証人になっているから、

離婚させることもできずどうしようもない。


だが原因は簡単だった。



それは長兄夫婦と縁を切り、

二男兄夫婦や姉夫婦とはひんぱんに行き来をしていた。


それも二男兄は、長兄夫婦を無視し先頭をきって、

月に何回も日帰り温泉や行楽など企画したり、

お互いの家で食事し会っていた。


それを娘婿が訴えかけていると分かったが実行できない。


「なぜ私の家だけが……」と思いだけが頭をよぎる。


亡くなった主人は二男で、やはり兄夫婦と縁を切り、

本家に立ち寄らず両方の墓参りを欠かさずしていた。


墓参りを真剣にすればするほど、

深みにはまることを分かったが、

実行するまでにはなかなか難しいので、まず墓参りをやめ


婿の導きに感謝。婿に出会えてありがとうと思い続け、

他の兄姉と少しずつ疎遠にすることを実行した。


それから少しずつだが変わり始めてきた。


それは婿の態度が優しくなったことに気づいた。


それから急速に実行できるようになり、


両方の兄夫婦に心を向ける日々が続き、


一年がたったころ、婿の事業も快復し始めてきて、


サラ金の借金を全て返すことができめどがつき始めた。



魂は出会いたい。



出会って喜びを分かち合いたい。



魂の原理。

三女と長男嫁は同じ魂になる。

母と長女婿とも同じ魂になる。

と言うことは母の実家の長男嫁と婿は「前世の母と息子」



また亡くなった主人は二男だから、実家の兄嫁と同じ魂。

父親と長女は同じ魂だから、長女は兄嫁と同じ魂になる。



父親が二男なら、


我が子長女夫婦は兄夫婦の魂や命を大切に育てることが

先祖供養や墓参りと同じ原理になる。

我が子長女は我が兄嫁の魂の里帰り。

我が子長女婿は我が兄の魂の里帰り。



母親が三女(長女も同じ)なら、

我が子長女は我が兄弟の長男と同じ魂。

我が子長女婿は我が兄弟の長男嫁と同じ魂。



魂はひとつになりたいから導いてくれる。

それはサラ金だけではない。


いろんな出来事など。



だが立場と順序を重んじないから、

誰かが何かをして訴えかけている。


だがなかなか分かってもらえない家が多い。


どんな嫁でも長男嫁を無視して幸せはあり得ない。


嫁は先祖の魂の里帰り、娘は先祖の里へ里帰り。