【お神酒の口(長野県松本市)】
日本史跡研究会々長blog
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2017/元日
書庫各地の伝統工芸品
長野県松本市大手3-3にある「矢澤鯛焼点」で販売されている民芸品。
鯛焼き屋さんで江戸時代から続く竹細工工芸品が売られていることを知ったのは年末でした。早速、送って貰い新年に間に合いました。(鯛焼き屋さんで売られているって吃驚しませんか?)
松本藩の下級武士(矢澤家含む4軒)が内職で作成するようになったのだという。
大晦日、お神酒の口を挿した徳利に酒を注ぎ、一年の感謝とより良い新年を願って、家族でお神酒をいただく風習があるという。
現在では、松本市内では「お神酒の口」を作成するのは矢澤家のみとなってしまい、伝統工芸の火が消えてしまわないか心配です。
所蔵)