こんにちは
本日は、先日ご紹介しました被災刀用桐箪笥の中から
名前も由来のエピソードもインパクトのあるこの一振りを
こちら右側の箪笥になります。
写真手前の引き出しの一番奥にあります
八丁念佛
八丁念佛団子刺(はっちょうねんぶつだんござし)
この刀を持った侍が敵を切りつけたところ、
その者は念佛を唱えながら何事もなかったかのように歩いて行った。
確かに手ごたえがあったのになぜ倒れないのだろうと思い、
侍は刀を、切っ先を下にして杖代わりにし、後を追った。
すると、その者は、念佛を唱えながら八丁(約872m)ほど行ったところで
真っ二つとなった。
侍の手にしていた刀には、道端の石が突き刺さり、串に刺さった団子の様だった。
という逸話も(*´艸`*)
どうですか?インパクトありますよね?
なんという切れ味八丁念佛おそるべし
刀のネーミングは様々ですごく面白いですよね
名前の響きが好きとか、そういう所から興味を持つのもいいですよね
当館には「燭台切光忠」をはじめ、多くの刀剣が展示されております。
皆さんもぜひ、お気に入りの一振をみつけてみてくださいね
ike