みなさま、こんにちは!

 

今日は、現在イタリア・ミラノで行われている

第24回ICOM大会の参加レポートをお送りします!

 

ICOMとは・・・国際博物館会議のこと。

1946年に創設された国際的な非政府機関で、世界136カ国(地域を含む)から約3万5千人の博物館専門家が参加しています。
ICOMには、国別に組織された118の国内委員会と、

博物館の様々な専門分野に即して組織された30の国際委員会があり、

3年ごとに、すべての委員会が一堂に会する「大会」が開催されます。

次回の2019年大会は日本がホスト、京都で大会が決定しており、

そのアピールと準備のために日本から90人のメンバーが参加しています。

 

7月4日朝9時、ミラノ国際会議場で全体会議が開始

2000人以上の参加者で、受付は大混雑

自動チェックイン機も設置され、参加者情報はすべてバーコードで管理されています。

ミラノ市長の挨拶の後、ICOMイタリア委員会会長の挨拶。

ICOMが定めた2016年の世界共通スローガンは、「博物館と文化的景観」

この「景観」のワードに絡めて、

世界的に有名な景観アーティスト・クリスト CHRISTOが講演をおこないました。

クリストは、妻の故ジャンヌ・クロードと共に、

瞬時に景観を「梱包」することで激変させる芸術活動を展開し、

日本でもアートイベント「アンブレラ」を実施した人物です。

今回は、イタリアの島をオレンジ色の布で包んでしまいました!

 

その②では、ICOMの分科会についてご紹介します!