黄門さまの隠居所として知られる「西山荘」の震災後の工事が、いよいよ今日から始まりました。
初日は、工事に必要な材料等の搬入のための仮設通路の設営でした。
見学にこられるお客様のご迷惑にならないように、安全面はもちろんのこと、景観にも気を使って
頂いてます。
また黄門さまの実際に通られた御成り道(写真)を傷めないように、道の上にシートを貼り、その上に
クッション材の役目をはたす土の入った袋を敷き詰め、ボードを設置。
これで重い重機が通っても道を傷めずに通れます。
これまさに、「匠の技」!!
大事な大事な文化財、文化財修理のプロの職人さん達が、これからも知恵と技を駆使して「西山荘」を
修理していきます。
これから一年と半年、毎日どんな匠の技がくりだされるか、楽しみです。
しんさん