東京オリンピックというと、だいぶ昔のことになる。あの当時日本中を
わかせたのは器械体操でした。
女史のチャフラスカヤ選手の床運動などが大絶賛を浴びま
したが、男性では小野喬や遠藤幸雄が大活躍。
暫くの間オリンピックでの器械体操は日本のお家芸
として金メダルを量産してくれたものでした。
その日本体操が現在また世界中のファンを沸かせています。
先ごろのアジア大会で史上初の個人総合5連覇を達成した
体操ニッポンの至宝
内村航平選手です。
東京オリンピック当時では現在の様な離れ業はまだまだ
遠い夢の世界にしか過ぎなかったんです。
いまではそれが当たり前でサ-カスの曲芸以上に技術が
高度に洗練されてきております。
高校生のころ体操に夢中になった私にとっては
鉄棒で大車輪をマスタ-したり吊り輪で倒立をするのが
大きな課題でした。
じつに隔世の感がします。