愛犬のうち小型・中型の8歳から10歳ともなると
シニア犬の仲間になりますし、大型犬ともなれば
それよりは早く6歳ごろからそうだといわれます。
愛犬の一生はだいたい16・7歳なのでシニア犬との
お付き合いが長くなるにつれてさまざまな徴候がでて
きます。
たとえばこんな現象がみられるようになります。
シニア化の現象例:
- 代謝量が減り、太りやすくなる。
- 免疫力が低下し、病気になりやすくなる。
- 胃腸が弱くなりやすい。
- 心臓や腎臓など内臓機能が低下する。
- 関節軟骨の摩耗が進む。
- 筋肉量が減り、運動能力が低下する。
- 毛づやが悪くなり、白髪が増える。
愛犬だけが特別そうなるわけではありません。
我が家の家族として迎えてから10数年も当たり前のようにして過ごして
いるうちにこうした現象が出てきたらそれにふさわしい接し方を考える
ようにしたいものです。
さしあたっては、老犬用のペットフ-ドなどをショップで購入することも
必要になります。
食事の回数なども時間をかけて数回に小分けして与える。
そういう工夫をして老犬の胃の負担を少なくすることも必要ですね。
人間のように複雑で微妙な表現ができないのですから、日頃から
注視しながら長い付き合いのあるワンちゃんの老後を見届けたい
ものです。
愛犬もいやおうなしに老化とむきあうことになるので、やさしいいたわり
のある介護とその接し方を学びながら残された限りある
老後の時間を過ごしたいものですね。