5月19日  曇り時々小雨 かつ強風

 

日頃から交流のある登山会「あしび山の会」主催で

よく登る皿倉山で登山勉強会が開催された

 

             * あしび山の会の案内  使用

 

8:30 皿倉山ケーブル駅駐車場に集合

定刻に成り 山の店「ラリーグラス」の浦講師(会長・全九州山岳ガイドクラブ前代表)による

研修会開始

 

 

あしびの会 会長による講座内容計画発表とストレッチを終え

登山開始

 

山頂部の広場を登る頃 一段と風が強く吹き抜ける

 

 

突然 耐風対策の研修開始

昔はピッケルで対策していたが現在冬山以外では持参する人がいない

なのでストックを斜めに構え山側に頭を向けストックの先へ体重を掛ける

風は連続して強く吹くのでは無く  息をするように 一旦緩くなり 再び強く吹く

その為 一方に力を入れすぎると 風が弱まった時 吹く方向によろけるので注意する

など  咄嗟に研修開始  (笑)

 

山頂では余りにも風が強く吹くので 素通りして ビジターセンタへ会場を移す

入館後  ただちに  座学研修開始

 

最近の登山事情の変節や 7月に福岡市で開催される

「夏山フェスタ」の案内

会場や講座案内や協賛ブースの説明を昼食を挟み説明を受けた

 

1:30 会場を 麓の山「花尾山」に移すべく登山開始

 

到着後 早速 60cmスリング 2本と 120cm 1本 カラビナ2個による

背負い搬送の訓練開始

 

 

60cmスリングを二重にして30cmにして ショルダーハーネスにロック

取っ手に下部からクロスしてザックの上部まで伸ばす

 

完成図

 

 

120cmスリングは両足の腿が通るくらいの輪を左右2個作る

 

最終完成図

オレンジ色の(120cm)の輪っかに両足を入れ 搬送者がザックを背負う

かがみ込む姿勢でウエストブルとを締めショルダーベルトを締める

この時 被背負い者は搬送者の肩越しに手を伸ばしての首を巻く様にして

出来るだけ搬送者に密着すると 軽く感じる

 

周辺を歩いて見る

その後 女性陣もやってみると 軽々と歩いていた

 

 

 

引き続き  キネシオテープを使う 捻挫テーピングの講習

 

捻挫した時の様子に戻し

 

 

6コマ30cmにカットして

 

紙とテープの剥ぎ方

捲る様にテープ先をすると簡単に分離できる

 

 

くるぶしから 足底経由で反対側に貼って行く

24cmにもう一つカットして くるぶしを包み込むようにテーピング

 

テンションは少し懸ける程度で強く張らないでOK

 

 

テーピングの講習に続き  意識の無い人の担架搬送の講習

 

持参した  チェルトを拡げ身長に合う様に両サイドを折り返し調整

 

 

ストックを2組で 両側に置く その後  ストックとチェルトを共に

2~3回 巻き上げる

 

完成図

 

 

意識の無い人には 両脇から腕を差し込み右手で左手を

左手で右手を掴むと軽く抱き上げれるしずれない

 

 

担架による  搬送を2~3回 実際に練習を行い

 

次に120cmスリング居本での搬送訓練

被搬送者の背中に二重に回すだけで搬送者の前で絞り込む

 

前から見た図

 

背後から見た図

 

被搬送者の足の部分が締まるので タオルなど巻いて行うのが

痛みを伴わないので良いかもね

 

 

本日の訓練が終わり  花尾山山頂で記念写真を撮って 駐車場へ

下山開始

 

 

ケーブル駅 駐車場で 本日の研修感想を述べ 終了

 

 

そのまま  八幡駅まで徒歩で下山

駅前の 居酒屋「ニハチ」で講師に感謝と参加者の交流会開始

 

 

北九州地区の登山クラブの交流の場を広げたいと一致

 

本年11月にもまた開催する予定などで飛び入り参加もOKなので

季刊誌「のぼろ」にも研修会の案内が載ると思いますのでお待ちしています