12月22日晴れ
仲良し登山メンバーの忘年登山
以前 野郎三名で登った山 三つ尖・黒岳・親父をメインに
近場の山 越敷岳・筒が岳 と帰途の山 渡神岳を計画
以前にもUPしてる越敷岳・筒が岳を初日 翌日 三つ尖・黒岳・親父
最後に 中津江にある 渡神岳を登るのだ
我が家を6:30 出て 熊本県高森町と宮崎県高千穂町の境にある
越敷岳登山口に 12:20 到着
午後からの2座登山に対し 少し気が引ける (笑)
登山装備を身に着け 枯れた萱野の登山道を登って行く
未だ どんよりと曇った空 背後の祖母山からの西尾根が
かすんでいる
冬の原野の景色が広がり 冷たい風も吹きぬけているので
気持が引き締まる
黄金色の萱のストレート登山道
越敷岳への最短ルートを登って行く
前回は 20分程度で 山頂に到着したが 今回は 25分で山頂
少し 遅めの昼食
他の登山者は居ない
歳の押し迫った この日に登山する人は少ないかもね(笑)
昼食後 下山開始
ほんの少し下った 場所に松の木を被った大岩が在るので
記念写真を撮る
足元には 黄金色の落ち葉が盛り上がるように堆積している
登山時間が短いだけに 坂は急坂
なので 15分程度で 登山口に戻る
駐車場に戻った時は どんよりと曇っていた空も
既に スカイブルーに代わっている
以前にも 言っていた 「オッパイ山」は 今日もすこぶる 元気!
ピンと 立っているよ
越敷岳登山口を後に 少し宮崎県側迄戻り
案内標識に従い 左折して 筒が岳林道に入る
以前に入った時もかなり荒れていたので 手前にある駐車スペースに
車を止めて 登山開始
途中は荒れた林道で 時折 樹木の枝が道を塞ぐ
この 林道を詰めると 登山口が在る
林道が 平坦になり 背面が開けると
阿蘇 根子岳が白い雲の下 薄青く 浮かんでいる
やがて砂防ダムが出てきて 林道が大きく左にカーブする
この手前が 最終駐車スペース
砂防ダムから 2度ほどカーブを廻り 林道の終点に至ると
その奥に 小さな標識がある
この細い登山口から入り 小さな沢を渡ると
シカ除けネットが2か所在る
登山道は次第に 角度を増し
枝尾根上に登り上がると 角度は緩む
本尾根迄は 急登 平坦の交互に出てくる
本尾根迄登り上がると 右折 少し進むと 下りに成り
その先に 長い梯子が掛かっている
余り 長いので 途中 梯子が 揺れ動く
慎重に トップまで登り上がると 岩上に移る
これが怖い! 一応 ロープが掛けられているが 慎重に移る
移動する場所を 上から覗くと こんな状態です (笑)
全員 登り上がり しばし景色を堪能する
北方向には 数時間前 登って来たばかりの 越敷岳が在る
山頂部が白い 右側の山が 越敷岳
休憩後 あの怖い梯子段を下り 一気に登山口まで戻る
私は 一本道なので 普通の歩きで 一足先に登山口まで戻り
車で Uターン出来を場所まで引き返し メンバーを拾う
15:55 全員を乗せ 今夜の宿 高千穂市内のビジネスホテルに向かう
ホテルは 夜食無しなので チェックイン手続きを済ませ
市内のファミレスで 食事を済ます予定だ
その前に 2座登った時の汗を流すため 温泉に行く
温泉で 1時間ほどマッタリと時間を過ごし
待合室でメンバーの上って来るのを待つ
ふと 窓側を見ると 五ヶ瀬方面の 二上山の鋭鋒が
夕焼けの中 存在感を示している
温泉を出て ファミレスで 夕食とビールを頂き 再びチェックイン
一夜明け 7時 ホテルを出て 親父岳登山口に行く
登山口は3台くらい留められるスペースが在るので 停める
左に 橋が在り 少し 進むと 橋の先右側に 標識が見える
この登山口から入る
登山道は 初めこそ 緩やかだが 次第に 角度を増す
登山道の途中の ピークを幾つか越え
登山道わきに 小さな 標識が 在る
ここが 「三つ尖り」山頂
時間を記録して 通過
右手に景色が開けてくると 雲海が広がり
墨絵の様な綺麗な景色が出てくる
ここからも 幾つもピークを越え やっと 黒岳山頂に到着
この頃 ポツ ポツと霙が落ちてきて 一段と寒くなる
山頂を後に して 親父岳へ向かう
小さなピークを越える時 岩場の下りが出現
慎重に下って行こう
その後は ナダラカな登りとなり 親父岳山頂分岐手前には
作業中の機械みたいな物が在った
近づいて見ると 親父岳の有名歴史話だが
第二次世界大戦最中
終戦1年ほど前 B29戦闘爆撃機が特攻機の体当たりで墜落
その時の残骸を引き下ろしの作業途中だった
慰霊碑は 別の場所 障子岳と親父岳の吊尾根の途中にある
今回は その時の飛行機の車輪を支える車軸
これを見送りると 程なく 登山口への 下山分岐が出てくる
やはり 今回も この 分岐で右折し 下ろうとする者が居る
慌てて 「おーい 親父の山頂には行かないのか?」と声を掛ける
続いて 「左に回り込み 数分で山頂です!」
「了解しました」 と明るく返事が返ってくる
山頂に登り上がり 休憩
10分程休憩
下山開始
「下山所要時間2時間なので 2時間前後で下りましょう」
と声を掛ける
雨も 少し降って来た
はやる心を落ち着かせ これから出てくる 急坂を
ロープ頼りに どんどん下って行く
主尾根を 下って行くと 四季見ヶ原キュンぷ場分岐が出てくる
これを 左に見送り 直進する様に 進路を右に取る
登りに比較し 下りは早いこのメンバー
一気に 下る
やがて 前方に 真新しい林道が出てきて 進路を塞ぐ
左に 九十九折れに下り この林道に 1時間40分で降り立つ
直進するように 林道を離れ 再び 登山道に入る
沢音が次第に強くなり 登山口に飛び出す
舗装された 林道を下ると 過去の大雨に洗われたのか
凸凹と荒れた 林道に代わる
そして 再び 綺麗な舗装路に代わると 登山口は近い
12:42 登山終了
素早く 車に乗り込み 今夜の宿 「ファームビレッジ産山キャンプ場」へと
車を走らせる
入村手続きを済ませ 冷えった 体を癒すため 温泉に行こう
近場の温泉 「御湯船温泉」に行く
一時間 温泉に浸かると 体はホッカ ホッカ
キャンプ場なので 夕食は自前 今度は 夕食の確保行動
産山村の知人から 登山中に電話が在ったので 返信の折
近場の食事処を紹介していただく
以前何度か 足を運んだ事のある「産山水源」近くの 食事処
「山水亭」 カーナビ頼りに お店まで行く
丁度 食事する少し後に 団体の予約が在るが
17時ころだったら OK との事でラッキーだった
到着後 取り敢えず 生ビールで 乾杯
勿論 私は 運転手 断酒 残念 (笑)
気勢の挙がる女性陣
焼き肉定食に大満足!
一時間ほど食事とお酒を愉しみ キャンプ場へ戻る
とは言っても 田舎の食事処 帰るまで車で30分 (笑)
この コテージは 食器・寝具・暖炉の設備付
暖炉の前で 初めての暖炉点火作業を愉しむ
暖炉の前で 反省会
暖かい部屋で 遅くまで談笑は続く
明日は 中津江村の椿が鼻キャンプ場近くの
渡神山に行く予定
一夜明け 朝6時起床 7時出発 8:35分 到着
背後には 釈迦岳の尾根が迫る 椿が鼻登山口
九州では 最近 杉材の輸出が盛んになって あちこちが伐採
この地も 違わず 運び出し用の林道工事がなされている
昔の登山道の風情は すっかり無くなっている
以前は 細い登山道だったが
現在 ダンプカーも入れるほど広くなっている
最初の分岐で右に取り 少し下って 登り返す様に登山道が変わっていた
以前も このルートは在るには在ってが 殆どの人が登って行かず
左に少し登って 小山の中腹から延びる 尾根を使っていた
現在では 作業道が作られ 昔の登山道は解りつらい
今回は 大きく 左方の小山の尾根を廻り込み 昔の道路と合流
右折して 東方向に下って行く
地蔵峠に出ると 舗装の途切れた 林道に飛び出す
向かいの登山道に入り ダラダラと平坦な登山道を進む
指標に従い 登山道は右の谷方向へ折れてくると前方に
渡神岳の姿が見えだす
ここからが この山の特徴
急登 急登の連続
独立方の様な 鋭い山
何とか 久しぶりに この山を登りきった
帰路の途中で 振り返り 登山の しんどさを感じる
駐車場に戻る時 旧登山道を探しながら 下山
何とか探し当て 無事 愛車の待つ 駐車場に到着
下山後 大分県日田市大山町の「梅の里ひびき温泉」に向かい
一時間たっぷり温泉に浸かる
湯上がり後 一気に 北九州へ戻る
こうして 本年最後の 山行行事は終わった
遅ればせながら 登山に明け暮れ UPが大幅に遅れた事を
お詫び申し上げます
これで 何とか 旧年のUPが終了いたしました
UPしていない 里山も数件ございますが何時もの練習場の山
新年も 引き続き 宜しくお願い致します
と 挨拶するつもりでしたが 年末 大変な事に成りました
次回 お楽しみください