11月21日 昨夜お世話になった 日之影町見立の
民宿河鹿荘で朝を迎える
本日は 全員初めての山なので ゆとりを持って登山するために
朝早く 宿を出て 登山開始する 予定だ
山行タイム
日隠山登山口 8:12 崩壊現場 8:31 沢(林道)分岐 8:40 8:45
林道別れ登山口 8:54 鹿納谷分岐(尾根登り上がり) 10:30
日隠山山頂 10:32 10:42 日隠山北峰山頂 11:07 11:40
大岩前 11:51 11:53 鹿納谷分岐(登山口へ) 12:05 13:00
崩壊現場 13:14 日隠山登山口 13:20
朝 7時 宿を出て 中村橋まで戻り 日隠林道へ入る
この林道は鹿納山や五葉岳・頭巾山・お姫山などを登るのに何時も使う
荒れた難路で有名 今回も帰途の時 車のアンダーカバーが落ちていた(笑)
排水用の段差が多く在り、大雨の時には がけ崩れして
通行止めが度々発生するので
登れる内に山に入った方が良いとも言われる酷道だ
仲良し坂じゃ無く 仲良し道路
お互い 肩を寄せ合い 共に左右・上下に揺れ動く (笑)
何とか 四駆自動車のタイヤ高に助けられ 無事底を打たずに登山口へ
林野庁の作業小屋前の広場に 通行の障害に成らないように
路肩に無理やり駐車 (笑)
直ぐに 登山装備を見に着け 出発
広い林道 何処まで車が入るか解らないので 早めに 駐車した
登山口までの歩き時間は 解らずに山に入る
やがて 前方に大きく崩落した 現場に到着
この 場合 崩落個所を乗り越えるか
一旦 谷に下りて登り返すかしか 方法は無い
左方の脇を登って行くと 前方は崩れ易い斜面状 滑落の危険が在る
すると 谷の方へ下る踏み跡もあるし 赤テープも在る
谷へのルートを選択して 下って行く
どちらも 危険では在るが 谷の方への下りの方が 命の危険は無い
上から見ると かなりの坂だが
下方から見ると 大したことは無い
こんな 状態だ
川底の岩を踏み渡り
再び 崩壊した林道へ登り上がる
そして 再度 崩落した崖を廻り込む様に 乗り越え進む
喪失した 林道終端で 再び 川底を進む
谷の出合いが現れる
前方の左右にそして 右手にも赤テープ
ナビと地図を取りだし 現在地を確認
地図では 林道から左方に別れ 登山道は設けられている
では 右岸(左方)崖に設けられているのは 無視決定
前方 右手に設けられた赤テープと 崩壊した林道状の赤テープに絞られた
2対1で 右手の林道状のテープを採択
谷分岐を 右に取り 100mほど進む林道は道路状態ではなく
完全に崩壊していて谷側の拗壁だけに成っている
登山道探しに忙しく 現場は帰路で撮影する
この拗壁だけの荒れた 林道崩壊現場を過ぎると
直ぐに 左方にケルンと赤テープがある
ここが登山口と確認で来る
急な坂を登り上がり 枝尾根を登り挙がると
坂は緩むだろうとかすかな期待
だが 登っても 登っても 急坂は 続く
何処までも 何処までも (笑)
大きな岩場を乗り越えても 一向に 坂は無くならない
ただ一つの救いは 鹿の食害なのか
笹岳の密集地帯は既に枯れ落ちて
登山障害にはならなくって大助かり
登る事 2時間20分ほど 前方が明るくなり 遂に主尾根の登り上がる
登り上がると 左方は 日隠山北峰・鹿納野方面
右の方は日隠山山頂へ
進路を右に取り 進む
数分で 山頂到着
山頂広場で 20分ほど休憩して 眺望を楽しみ
登り登りの登山道に 疲れた体を休める
前方には 次回に登りたい 鹿川地区の 釣鐘山が浮かんでいる
お昼にはまだ早い時間なので 北峰迄行き そこでお昼を摂ろうと決定
山頂を後に 往路を引き返す
そして小さなピークを二つほど超えると 大きな岩が出てきた
傍を通り抜ける時
割れ目やホールドも在りそうなので 何とか登りたいなと思って通り過ぎる
物欲しそうな私を見て「もう 止めなさいよ!」と注意をされる (笑)
この岩を 巻く様にして進み 小さなピークを越え 一登りすれば
北峰山頂到着
冬支度の準備を終えた山頂は 大展望 欲しいまま
パロラマで写したが 露出が合わず 飛んでいるが
祖母山から傾山・五葉・鹿納・大崩まで 一目で見える
眼下には 今度 登りたい 釣鐘山登山口のある
鹿川地区集落の展望が開ける
宿で頂いた お弁当
眺望を楽しみながら 野郎三人での食事
少し 残念感が漂いそうだ
下山時に 今まで居た頂を振り帰ると切れ落ちた崖の上だった (笑)
北峰に登るときに 廻り込んだ岩は 下りの時には簡単に登れるように
尾根上の岩だった (笑)
私だけで 登り上がり メンバーから撮影してもらった
分岐まで戻り 往路を一気に下って行く
途中 登るときに気に成った 谷分岐の赤テープへの踏み跡を確認するが
何処にもない
やはり 我らが登ったのが 本当のルートだろうか
あのテープは 鹿納谷ルートの一部であろう と決めて
迷いなく 往路を軽快に下って行く
林道から 登り上がったケルンの場所まで戻り 今度は右折
洗い流され 拗壁だけに成った 荒れた林道崩壊現場を抜け
川底へ下る
そして 往路を辿り 最初の崩壊現場を今度は乗り越えて
滑落のスリルを楽しんだ
エッジを効かせ 慎重に進めば 難なく越えられた
決してお勧めは致しません
谷へのルートがお勧めです (笑)
駐車場に着いたのは 13:20分
宿に入っても 酒を飲むだけの長い時間が待っているだけ
未だ 宿入りには少し早いので かねてから登ってみたい
「洞岳」を ついでに登りませんか? と提案
ルートは異なるが 初めての山なので 全員意気投合
何時も 五葉や鹿納登山時に利用する 大吹鉱山跡地へ向かう
駐車場を通り越し 頭巾山登山口の三叉路で駐車
振り返ると 先ほどまで居た 日隠山が雲に巻かれて姿を消そうとしている
あれを登って来たんだなっと 思いを巡らす
山行タイム
駐車場所 14;16 洞岳登山口 14:35 洞岳山頂 14:48 登山口 15::10
駐車場所 15;27
草に覆われた 林道を進み 峠のカーブまで来ると
頭巾山から延びる尾根の咲きを林道はUターンする様に
大きくカーブする
右手に 「211 2048」の 林班表示が在る
この広場は車のUターン場所に成って居る
この地点から 左の谷へ下る 洞岳の登山口だ
崩れかけた 標識に注意
鉱山越まで一気に下って行く
鞍部まで降りると 角度は緩み
右手は大きく切れ落ちているので慎重に進もう
標高50m弱 登り返すと 洞岳山頂 到着
赤松の広がる山頂からは 五葉岳など 主尾根上の峰々が眺められる
この山は 他の山登山で下山時にゆとりが在れば お勧めの山です
暫く 休憩して 山頂を後に 往路を引き返す
15:10 登山口に到着
15:30 駐車場まで戻り 車に乗り込み
再び 悪路を使い 河鹿荘まで戻る
宿に戻り 早めの風呂に入り 食事まで 飲み会の始まり
初めこそは ビールで乾杯
そして 食事まで飲み会は続き
食事中も飲み会は続く
食後にも 飲み会(笑)
ビールはやがて影を潜め 焼酎や ウイスキーの登場
あすも 軽い山を 帰路の途中で登りましょう と話し合う
だが 翌日は雨 中津江町の 酒天童子山にのぼる予定だったが
九州百名山のリストから外れ 登山道は荒れ放題
最後の日で 展望のないこの山は止めようと決めて 帰途に就いた