10月22日 晴れ

 

皆さんのブログを観た登山仲間が三俣山に登りたいと

申し出があり、本日実施する

 

北八が岳縦走の疲れがやっと癒えたので  快諾

 

この山 三俣山は 紅葉の時期には沢山の登山者が押し寄せる

 

既に 速報版はUPしているし、皆さんの良く知っている山なので

簡単にUPしましょう

 

 

山行タイム

 

営林署倉庫前(前料金所建物) 8:40 大曲登山口 8:56

高山路出合い 9:10 スガモリ小屋分岐 小屋跡登山口 9:40 9:47

西峰山頂 10:16 10:20 本峰山頂 10:50 10:55 大鍋鞍部 11:20

北峰山頂 11:38 11:40 最後の岩 12::00 12:20 小鍋鞍部 12:39

南峰山頂 13:06 13:10 Ⅳ峰山頂 13:31 元料金所駐車場 15:14

 

 

一度  大曲駐車場まで車で行くが 前夜からの登山者や

早朝の登山者で駐車場は満車状態

 

付近の路上脇にも 僅かなスペースを求め 縦列に車が並び

我々の駐車スペースが既に無い

 

車で 大曲まで来るとき 倉庫に成っている建物に人影が在ったので

頼んで駐車させていただく事にする

 

車を避け Uターンして 元料金所まで戻ると 

おじさんが未だ居たので 早速交渉  

 

メンバーは登山口で準備体操している

 

「こんにちは 少しお願いが在るのですが?」と丁重に

 

「昨年までミヤミキリシマの時期と紅葉の時期には

駐車場を開放していただいて居ましたが  今年は駄目ですか?」

と切り出した処

 

「一台くらいだったら 良いでしょう」と快く 返事を返してくれた

 

ラキー と心の声を発し 駐車する

 

「ありがとうございました」と声を弾ませ メンバーの下へ

 

振り返ると 後から来た 女性の車も お願いしているようだ

 

 

連れの女性一人と メンバーの待つ大曲登山口に到着

 

登山開始

 

 

左手の  藪のトンネルを通り抜けると 涸れ沢がある

階段を下り  登り返して 川向こうの登山道を進む

 

 

歩く事 16分ほどで 硫黄鉱山道路と出合う

 

 

右折して  荒れた舗装路を軽快に進む

 

風に  ススキの穂が揺れ動き  光っている

 

目の前には   本日のターゲット 三俣山の雄姿が浮かぶ

 

 

崖崩れ防止策の傍を通り抜け  

少し進むと スガモリ小屋への分岐が在り 

左折して  谷に下りる

 

 

荒れた岩場の坂を 20分ほど  歩き登りあがると  

登山口のある スガモリ小屋跡休憩所に到着

 

 

数分ほど休憩して  登山開始

 

もう既に下山してくる登山者もいる

 

お互いに  エールを交歓して 西峰まで  一気に登り挙がる

 

 

休憩して  本峰へと歩みを開始

 

少し下った場所に  綺麗な紅葉が出てきた

 

 

脇の草むらには  秋の花  リンドウが寒そうに 

ひっそりと咲いている

 

 

Ⅳ峰を 右に見て 本峰へと登る

 

秋とは言え  汗が噴き出す

 

そのすそ野を  真っ赤染めた頂が近づいてくる

 

Ⅳ峰が大きく近づいてくると  

左折  一気に坂を登りあがる

 

360度の展望が開ける  本峰山頂に到達

 

 

 

大鍋・小鍋の谷底を眺めると  山頂まで紅葉に染まったてる

 

北峰の山頂が  眼下に見える

 

山頂付近には  先に登った登山者の影が蠢く

 

「待ってろよ!  今すぐに行くから」と声を掛け

ナベ底へ 一気に下る

 

 

従来の 鍋への登山道は上部が荒れてて 

少し北西にずれた場所に  新たな道が出来ていた

 

本当に凄い 急坂を一気に下り  

角度が緩むと  鍋の縁

 

廻りを見渡すと  360度の紅葉が広がる

 

圧巻だ!

 

 

 

北峰山頂に登らない登山者が  古い火口跡

大鍋・小鍋の中を通り抜けて行く

 

 

 

山頂方向に目をやると 

パッチワークの様な林が続いている

 

 

もう  私の足周りには 真っ赤な絨毯だけ (笑)

 

 

ふと  足を止めて  風景を楽しむメンバー

 

 

その先にも  真っ赤な  景色が目に飛び込んでくる

 

 

何とか登りきって  疲れを隠し

 

満面の笑みを浮かべて  パチリ!  イエッ!

 

 

 

山頂は狭いので  登山道の広い場所で  食事を取ろうと

直ぐに山頂を後にする

 

下って行くと  はっきりとは言えないが 

草の葉が蝙蝠の羽の様な植物がある

 

花が咲いて居れば解りそうだが

「つくしコウモリソウ」の様なや草が黄色に葉を染めて

紅葉の一役を担っている

 

 

北峰山頂部の最後の岩塊

 

こんな岩塊が有れば登らないわけには行かない

 

メンバーの 「やめてください」との声を無視

 

登りあがる  

 

当然左右は  真っ逆さまに切れ落ちているよ(笑)

 

 

大船山の方向に目をやれば 小鍋の縁も 真っ赤っか

 

少し下って   どちらが綺麗か 競演(笑)

 

「紅葉の勝ち!」  (大笑い)

   

 

黄色や赤の林を抜けて 鞍部まで降り  登り返す

 

 

 

 

振り返ると  今まで居た  北峰が

 

 

 

急坂を  汗を拭い  登りあがる

 

やがて  道は平坦となり  そして  急登が出てくる

 

必死に登りあがると 南峰山頂

 

大勢の登山者 憩っている

 

 

数分休憩して  息を整え  Ⅳ峰へ向かう

登って来たばかりの道を下り  左折 本峰分岐へと向かう

 

分岐手前にある登山道を登りあがると Ⅳ峰だ

南峰と平治岳が重なって見える

 

 

 

そう  この山は名前ばかりは三俣山

 

どこから見ても  三俣山だけど

本当は  山頂は五つ在るのだ

 

下山道にも 可憐に咲く  りんどう

 

 

そして  季節外れの ミヤマキリシマ

 

 

山頂を後にして 往路を辿り  駐車場まで  下って行く

 

下山した時には既に 15時を過ぎていて

温泉に入って自宅まで戻るには  少し残り時間が少ない

 

メンバーに了解を取り  本日は 温泉は無しと決定

 

そして  地元の山  英彦山豊前坊へ廻って  北九州へ

 

 

この頃の英彦山は  未だ 色付き始めた程度の紅葉だった

 

 

メンバーを下し  我が家へ到着したのは 18時を回っていた