今年最後の函館。

朝早くにおばあちゃんの所へ。



ちょうど行ったらリハビリに行くところだったので着いていくことに。

リハビリで鏡を見せられるんだけど、長い間寝ているせいで髪の毛がワイルドに。

どうにかブラッシングでちょっとは落ち着いて本人も満足。



首の運動。

「おへそを見てくださーい」

「次は天井を見てくださーい」



「右向いて~ぇ」

「左向いて~ぇ」



船で来たという話をしていたら、リハビリの方が「そこに停まっている大きい船で来たんですか?」

「いつもみんなで見て大きいのが来たぁって言ってるんですよう」

ん?

ここは病院。

そして、5階。

もしかして見えるってこと?

と、いうことで、おばあちゃんに船を見せてあげることに。

なんとも凄い!

船が海まっすぐ目の前に!!!!!!!!!!



たぶん本人には見えていたけど、それが大きすぎて船なのかどうかの区別がつかなかったのかも。

それでも見てもらえて良かったし、これによって看護婦さん達との会話も増えるかもしれない。



また来年。

やっぱり船に乗ってから何一つとして悪いことが起きない。

毎日が幸せで、毎日が笑えるほどビックリで、陸に住んでいたら会いたくても会えない人達の顔を見に行くチャンスがある。

お金なんて全くもらえない部署で「なんでそんな安い給料で船に乗り続けるの?」と言われるけど、やっぱり大切な人達に会える機会と時間があることは自分にとって大事なんだと思う。

今日も幸せだ。